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2005年8月 3日

事業を進める自分のペースが少し見えてきた

 経営者向け事務所紹介資料を作成した。これまでの資料は、情報化をアピールしすぎていたが、情報化にいたる流れを、社長の視点で記述した。そしてこれを、事務所の紹介資料に取り入れた。

 「経営に役立つ情報化とは何か?」を説明する必要を感じていたので、その部分を詳しく図示した資料となった。経営課題を可視化するところからスタートし、その可視化された経営課題をクリアするために戦略を策定し、その戦略に従った人事・組織、財務、販売、生産といった活動をよりしやすくするための道具が情報化(IT)である、という流れである。そこからは情報化の詳しい説明になるのだが、社長向けに話す場合は不要だと思っている。

 それにしても、自分の事業を自分の考えで一歩一歩進めていく手作感がとても心地よく感じてきた。事務所立ち上げ当初は、かなり焦っていた。早く受注をとって、それをおカネにつなげて・・・、なんて事を常に慌てて考えていた。しかし、今では焦りがほとんど無くなった。一歩一歩、ゆっくりだが前進しているのが、なんとなく体感できているのだと思う。逆に後退したとしても、そこからまた、一歩一歩、ゆっくり前進すれば良いと思う。もともと、私は他人より歩みが遅いのだ。自分の事業を進めるペースが少し見えてきた気がする。