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2005年9月17日

プロジェクトの進捗状況を顧客に「見える化」

 すばる21という診断士の勉強会に参加しているが、前回に続き、次回も「サービス業で待たせないためには」というテーマでITを活用した効果的なアイデア、プロセス等を話し合う事になっている。関心のある記事があれば覚書の意味で、このブログに書いていきたいと思う。ひとつ関心のある記事をみつけた。

 CSKでは、自らが請け負ったプロジェクトを青山にある全社集中監視システムの画面で、顧客に開示しているそうである。目的は「本来目に見てないサービスを可視化して見せる事」らしい。たしかにシステムを組み上げていくのも、ある意味サービスである。顧客としては依頼したプロジェクトが、現在、どんな進捗状態なのか不安になるものである。それをあえて「見える化」することによって、顧客に安心感を与える事になる。

 運用も工夫しているようで、プロジェクトのトラブルを開示すれば、社内でのお咎めはなし、もし隠せば罰則が適用されるそうである。今では「見せるサービス」が営業にもよい効果を表し始めているらしい。

参考「日経ソリューションシステム8/30号」