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2006年2月12日

当たり前ですが、解答と解説では大違い

 専門学校の講義の準備と関与先の資料の作成をしていました。次回の専門学校は答案練習といって模擬試験みたいなものです。その解説資料を作っていたのですが、やっぱり解答するのと解説するのではかかる時間が全く違って今までの先生の苦労が良く分りました。今まで気にならなかった各設問の細かい用語まで気になりますね・・・。関与先の資料はストーリと調査項目の洗い出しまでしかできませんでした。今までなんとかオンスケジュールでやってきたのですが、少し遅れ気味です。

 時事コラムを更新しました。昨夜調べていた日本版SOX法とSOAの関係についてです。なんとなく結論は次のようになりました。

 内部統制として「ITへの対応」が必要であると「内部統制の監査基準」では明示してあります。この「ITへの対応」とは「ITガバナンス」と考える事ができます。「ITガバナンス」とは経営戦略と情報戦略の整合性を考えねばなりません。現在の企業は変化の激しい経営環境で生き抜いていく必要があります。そこで生き抜くには、環境に柔軟に適応していく、つまり変化を受け入れる体制の構築が必須なのです。そこで有効なのが「企業が様々な変化に対応しやすくすること」を本質的な目的としているSOAというわけです。

 日本版SOX法も資料が集まってきたので、そろそろ依頼されている報告のストーリ作りに入らないといけないと思います。