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2008年2月16日

内部統制コンサルと「段取」講習会

■内部統制に関するコンサル

午前中は中小企業向けに内部統制に関するコンサルにいってきました。

日本版SOX法の影響が中小企業に出始めて半年ほどたつでしょうか・・・。
本家本元(上場企業)の日本版SOX法対応から中小企業への影響が出てきていると考えられますが、最近は本家本元の日本版SOX法対応が忙しくなりすぎて少し申し入される頻度が少なくなってきているように感じます。

日本版SOX法が4月から開始した(つまり本家本元企業の対応が目処がついた)時に一気にまた中小企業への申し入が増えてくるのではないかと恐れています・・・。

その準備をできるところからしています。
幸い私のお客さんは、「企業の見える化を実現するために内部統制は必要」と本質的なところを理解してくれてます。
中小企業なので日本版SOX法対応の義務はありません。
しかし、企業改革と内部統制の構築を一つにして考えるのがよいと思います。

ちなみに、アメリカではSOX法の事を米国企業改革法といいます。

■「段取」の顧問先講習会

午後からは「段取」の顧問先講習会でした。

これまでは、コミュニケーションや、問題発見といったヒューマンスキルを中心に進めてきましたが、昨年末から現場で活きる力(現場力)について話をしています。

ヒューマンスキルの話をしていた頃は、みんな楽しそうに聴いていました。現場力の話になってから、みんなが真剣に聴いています。

どちらも大切だと思います。

4月以降も続けさせていただくので、楽しく、真剣にのバランスを取りながら進めていきたいです。

■コンサル時間について時々思うこと

時々エンドの時間を不明確にしたまま、コンサルをスタートしてしまう事があります。特にお客さん1人、私1人の2人で行う場合、ズルズルといってしまう傾向にあります。

ただ、振返ると3時間以上は同じ話題がループになっていて話の生産性が落ちていきます。
よく私は「会議」の話で、2時間以内におされるという話をしています。
コンサルの場合は、ある程度一方的にコンサル側が話す事があるので、会議よりも少し長めの3時間が丁度よいのかなと思うようになってきました。

少ない時間で効果的に相手に伝える事を考えないといけないと思います。