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2009年1月21日

「両極」に落ち着かないように

■「両極」に落ち着かないように

大学校の時一緒だった先輩が名古屋に見えたので一緒にのみました。

「両極」という話が出てきました。

何事にも「両極」がある。
「両極」はその物事の極まった形なので、非常に安定しやすい。

ただ、世の中で大切なのはバランスである。
バランスは、「両極」のどこかでとれるものであり、決して「極」ではとれない。

つまり、安定しやすい「両極」に落ち着くことなく、苦労(思考錯誤)しながらバランスをとっていく努力が大切である...と話していました。

自分の方向性に悩みながら、答えを出したがっていた自分には大切な言葉です。

「安定は不安定、不安定は安定」に通じる言葉と思いました。

その他にも、いろいろな言葉を伝えてくれました。

「歴史は現代から自分との関連を中心に遡った方が興味がわいて頭に入る」とか、「体と精神は電気信号でつながったひとつのもの」など自分も普段似たようなことを感じているので、話がスーと腹に落ちてきました。

ちょっと悩み気味だった自分に「原理原則に立ち返ればブレない」という話もしてくれました。
「・・・ただ、自分の原理原則を試行錯誤の上で見つけるのがたいへんなんだけどね。でもいつも通りの行動がその発見につながるよ」とも言っていました。

私は、まだその過程でもがいていると改めて思いました。
でも、決してそのもがいていることが無駄でないことも再確認しました。