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2010年11月30日

「心の病気が治る」とは

カウンセラーとして人とかかわるとき、大切な事は「心の病気が治る」とはどういう意味としてとらえるかです。

「心の病気」にかかる前に戻るだけでは、それは「治った」といえないと思います。
心の病気が治るとは「病気を乗り越えてその先に向かうこと」だと考えます。

もちろん、産業カウンセラーは、発病してしまった方を治すことはできません。
でも「心の病み始め」に、言葉で寄り添うことはできます。

その時に「心の病気にかかる前に戻す」ことを安易に考えないようにしたいです。

「心」に関する相談が非常に増えています。
私も「心が弱い」から共感できることが多いです。

「心が弱い」というのは経営者としては「弱み」かもしれませんが、カウンセラーとしては巻き込まれない限り「強み」だと感じています。