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2011年9月28日

コンサルは時間をかけて信頼してもらうこと

同友会の支部役員会に参加しました。
今、支部役員会に参加するのがとても楽しみです。
2時間の会議も意見が自由に言えて楽しいですが、その後の懇親会がまた楽しいです。

私は独立した直後、なかなか受注がとれずに苦労しました。
1ヶ月の売上が8万円なんて時もあり、内心かなり焦っていました。
今はその当時とは大分状況が変わり、大変ありがたいと思います。

でも、当時のことを忘れることはないでしょう。
当時、営業にある社長さんのところにお伺いできる機会を得ました
受注をとることしか頭にない私は、その社長にあっさり見破られました。
「宿澤さんの目は自分の欲望の(¥¥)マークがついていますよ。誰も仕事を依頼しないでしょう」と言われたことを忘れません。

そりゃそうですよね。
儲けるためのアドバイスをするコンサルが自分の収入のために目が(¥¥)マークでは信頼できないですよね。

それから自分の目標は「どれだけ受注をとれるか」から、「どれだけ経営者に会えれるか」に変わりました。

たくさんの経営者にあっていれば、場合によっては仕事につながるかもしれないと思いました。
そういう意味では同友会の現在の状況は恵まれています。
ほっといても経営者の生の声が聴けるのです。
自分にとってはすごい財産です。

受注を目指さない営業活動は、有難いことに効果は間違いなくあります。
よく「売らない営業」という言葉を聞きますが、正しくその通りだと思います。
ただ、時間はかかります。

やっぱり、コンサルは時間をかけて信頼してもらわないといけないということですね。
そう意味ではソーシャルメディアと非常に相性がよいと言えると思います。