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2011年10月10日

「相談しやすい組織」を考えてみる

昨日の続きになるのかな。
「相談しやすい組織」が出来上がっている企業は、教科書的に言えば「見える化ができている組織」「風通しがよい組織」の企業さんだと思います。
でも、これじゃ当たり前すぎて、つまんない答えですよね。

私が考える「相談しやすい組織」とは「言い出しっぺが損をしない組織」です。

熱意を持って「こう変えていきたいのです」と誰かに相談したとき、「いいねぇ、じゃ君頑張ってね」これが最悪のパターンです。

ここまでストレートでなくても、自分が言い出したことで、責任も仕事も押し付けられる...これではせっかくの熱意に水をかぶせられるようなものです。

自分が言い出しっぺになった時、それについて「一緒に考えてくれる仲間がいる」「失敗してもフォローしてくれるリーダーがいる」ってことが「相談しやすい組織」を作っていくようです。
少なくても私のお客さんではそういう動きが現実化していっています。

あと、経営者が「意識の変化が成果につながるにはタイムラグがある」ことを理解している企業も「相談しやすい組織」だと感じます。
これはまたブログに書きます。最近「続く」みたいな終わり方が多いですね。