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2012年2月29日

名古屋産業振興公社「スマホアプリ」セミナーで感じたこと

名古屋産業振興公社のセミナー「スマートフォンアプリのビジネスへの可能性」のコーディネータをさせて頂きました。
今回、自信をもっての三人の演者を選ばせていただくことができました。
そして三人のそれぞれの話は素晴らしいものばかりでした。

mozillaの加藤さんの講演では、モバイルデバイスOSのバージョンの共存に警鐘をならし、ユーザーにとってはわかりやすく、提供者にとっては効率的なスマホアプリの提供についてお話をされていました。
モバイルデバイスのWebアプリが、ここまでパフォーマンス的にも進化していることを知らなかったので、これから更なる変化が起きてきそうな予感を感じました。

ネオレックスの駒井さんの講演は、非常に練られてストーリが分かりやすく、テレビのドキュメント番組を余裕で超えていると思いました。
昨年末にネオレックスさんにお邪魔し、フランクにお話をお伺いしたときの、面白さ、ワクワク感がそのまま講演にも反映されていて、驚きました。
スマホアプリのビジネスに関してはもちろんのこと、経営者としてあるべき姿が伝わってきました。
経営者の決意、執念、そして仲間への信頼... どれも欠かせないことだと思いました。

ワックドットコムの若林さんの講演でも、経営者としての熱い決意が伝わってくる心を動かされるものでした。
とくにスマフォアプリの価格決定のプロセスは、「他のアプリの横並び価格」ではなく「利用者が受けるサービスの対価」という、本来のビジネスでのあるべき姿を提示して頂けてとても勉強になりました。

今回、いろいろな業種(ITはもちろん、製造、小売、物流...)、いろいろな職種(経営者、技術者、商品企画者...)の方が参加をされていました。
その業種、職種でかんじ方も十人十色であったとおもいます。

ただ、ネオレックスの駒井さんもワックドットコムの若林さんも言われていたように、自分の欲しいものを作るという点では、私が望んだセミナーを実現することができました。
そういう意味で、私的に自分が参加したいセミナーを実現でき、成功できたことがとても嬉しいです。