Search




Archives

2012年4月14日

急な変化に直面すると「現状維持」を求める

ある社長の相談を受けていました。
その社長は急激な外部・内部ともに急激な環境変化にさらされてかなり悩んでみえました。

ただそれは今日お会いした社長だけの話ではなく、日々お会いしている多くの方々の傾向でもあります。
それは、もちろん私の傾向でもあります。

人は、急な変化にさらされると無意識に「現状維持」の方向に考えてしまう場合が多いようです。
逆に、ゆっくりした変化、もしくは将来おこるであろう変化を考えるときは「変化への対応」としてチャレンジを考えれるようです。

答えは単純で急な変化は心と身体が受け入れられず、拒否反応をしてしまう場合が多いのです。
その結果、変化への対応に頭が回らず「現状維持」を選ぼうとしてしまうのだと思います。

一方、 ゆっくりした変化、もしくは将来おこるであろう変化に対するときは、 心と身体が受け入れる十分な時間をとることができ、「変化への対応」を選択し考えることができます。

今、いろいろな意味で世の中が激しく変化しています。
その変化に巻き込まれてしまっているときは、より冷静に周囲の状況と自分の立ち位置を把握して、自分の将来のシナリオを考える必要があります。

世の中は大きく変化しているから、悩んでいるのです。
「現状維持」の選択で起きることを、考えて欲しいと思います。
また、私も考えないといけないと思いました。

理想は、変化の渦に巻き込まれる前、つまりは「変化への対応」を選択し考えれる時に、しっかり自分の将来のシナリオを考えておくといいですね。