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2012年8月 3日

自分のどん底を思い出し気持ちをコントロール

心理学でいい時代と比べて現状は厳しいとおもってしまうことをコントラスト(対照効果といいます。
槙原敬之さんの「each other」って曲で「思い出なんて、時が経つ程本当以上に、美しく心に残るから、人は惑わされる」ってフレーズがありましたが、その通りですね。

どちらかというと、良いときと比べて、今を嘆くというパターンが多いと思います。
その時には、その時の悩みがあったと思いますが、それは意外と忘れてしまうようです。

私も基本はそうなのですが、本当に辛い時、「うつ病」の時と比べる習慣がついてしまったようです。
今のところ人生のどん底が「うつ病」の時だったようです。
ただ、安定は不安定、不安定は安定で、更なるどん底がいつか来るだろうと覚悟していますがけど...。

「うつ病」の時より辛い状況には、今のところなっていないようです。
「わー、これは人生終った」って思っても、しばらく経てば、もしくは何らかの手を打つことで復活できるような、後で考えると些細な状況ばかりです。

自分の最悪の状態を思い出し、それと比べれば「今はまだ大丈夫」って思えることは、病気の前の自分では想像がつきません。
これって、今は自分の心を少しはコントロールできる状態ともいえますね。

これからの、私の課題は、「うつ病」より辛い状況が訪れたときにどう乗りきるかです。
病気の時より、多少は心も強くなっている気がしますが、何が起きるかわからないのが人生ですものね。
特に心の病気は経験しましたが、身体的な病気は大きなモノを経験していないので、注意しないといけないです。