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2012年9月 9日

上手にしゃべるための機知、黙っているための判断

「上手にしゃべるための機知」、「黙っているための判断」が出来るようになれば、コミュニケーションを円滑に進める力として素晴らしいですね。
人間関係の構築力や、ビジネスを推進する力、そして相手に納得してもらう営業力としても申し分ないです。

ただ、自分は「上手にしゃべるための機知」は殆どないと思っています。
とてもアドリブが苦手で、話しで人を楽しませるということが不得意です。
それで、研修やコンサルの場面では、準備にすごく時間がかかってしまうのでしょう。

「上手にしゃべるための機知」で大切なことは、「相手の望むことをつかむこと」だと思ます。
相手が望んでいないのに、自分のことをひたすら次から次へと話しても、それは「機知」とは言いません。
単なる、「おしゃべり好き」、「場の空気が読めない人」「相手の質問が怖い人」なのかなと感じます。

「相手の望むことをつかむこと」をつかんで「イエスマン」になるのではなく、「相手の望むこと」に対する「自分なりの考え」を提示することが「機知」だと思います。
だから、難しいのですよね。
もっと、私は鍛錬が必要です。

もう一方の「黙っているための判断」も難しいです。
もちろん「黙っている」ことは簡単ですが、相手の状況によって対応が異なります。

相手が沈黙した場合、「考えているのか」「思考が停止しているのか」によって、こちらの動きも変わります。
「考えている」のであれば、待たなければならないです。
「思考が停止している」のであれば、思考を動かすためのキッカケが必要です。
その「判断」が難しいのです。
こっちも、もっと、私は鍛錬が必要です。

どちらにしてもコミュニケーションを円滑に進める力としての「上手にしゃべるための機知」、「黙っているための判断」の両方の鍛錬が私には必要ですね。
全く、学ぶことだらけです。