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2012年10月19日

「完璧中毒症」からの脱却を目指して

以前、うつ病で自分に向き合ったときに気付いたことです。
私は「完璧中毒症」で、完璧じゃない状態に耐えられない弱い人間です。
健全に「完璧」を目指すのではなく、完璧じゃない状態が不安で、怖くて、そこから脱出したくてもがいているのです。
もし、私が頑張っているようにみえたらのならば、それはちょっと違って、ただ単に不安で、怖くてもがいているのです。

ただ、最近は少しずつですが、完璧ではない状態に耐性がついてきたようです。
「思い通りにいかなくて当たり前」って感じです。
それでも、本質的に弱い人間であることにはかわりありません。
自分は本質的に弱いということを、自分で認めたときに、少し自分の殻を破れる気がします。

怖いもの知らずの「自信家」よりも、辛い体験をし、恐怖を知っている人に対して、私が惹かれる理由のような気がします。

恐怖を知っていて、なお前進する人。
事業を始めてから、そういう何人かの「強い人」出会いました。
そういう人たちの進む道は、柔軟でありながら、二重三重のリスク対策がされています。

私も、不安定を受容しながら、それをより自分の目的に近づけるようにしたいものです。
これが、「完璧中毒症」で、完璧じゃない状態に耐えられない弱い人間が、少しでも自信を持って強く歩く道かと思います。