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2012年11月11日

時代の変化とともに不要となったことを捨てる

人って「何かを始める」より「何かを捨てる」方が勇気がいるといいますが、本当にその通りだと思います。
自分がこれまで積み上げてきたものならばなおさらです。

自分の事業も随分と仕事の内容が横展開してしまいました。
それらの中では、これまでどれだけ頑張って積み上げてきたものでも、時代の変化とともに不要となっていると感じるものもあります。
不要になっているにもかかわらず、その知識をメンテナンスするために時間をとるのであれば、今の時代に必要とされていることに対してインプットの時間の比率をあげることは、当たり前の判断です。

でも、私はそんなに割り切りがよくない人間です。
もう使わないかもと思う知識も、メンテナンスし続ければ、継続は力なりで役に立つのではないか・・・なんて考えてしまいます。
それでも、やっぱり時代の変化とともに、勇気をもって捨てていかないといけないのでしょうね。

時間をかけても、それがビジネスとして活きるかは、まず可能性が低いものは捨てるという考え方ですが、そんなビジネスの効率だけを追い求めるようにはなりたくないです。
しかし、「うまくいっていないことを捨てる」という決断は、経営者として当たり前のことですね。

「うまくいっていないことを捨てる」という決断と行動ができたときは、自分を褒めてみたいと思います。
それが、何かを捨てて、何かを始めるきっかけになるのだと思います。