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2012年11月20日

自分にとっての経営指針の役割

松本から帰る道中は、すっかり爆睡状態です。
今回の松本もとても楽しく、さらには翌日もFacebookで、その余韻にひたれるっていうのがいいですね。

名古屋に戻ってきて、今度は同友会の経営指針勉強会に参加しました。
この、経営指針勉強会は、自分の会社の経営指針をかたちにしていくキッカケを提供するという目的です。
すでに経営指針を成文化していたとしても、また新たな「気付き」、つまりはチェックの場にすることができます。

私がよくコンサルを行っているビジネスプランより、もっと大きな概念が経営指針ですが、非常に近いもでもあります。
自分は中小企業診断士としてお客様のビジネスプランに対して「あーだ、こーだ」言うくせに、自分の経営指針(≒ビジネスプラン)が形になったのは、わずか一年半前です。
やっぱり、私の場合は、自分で作ってみないと、苦労がわからず、自分のビジネスプランの支援も、自分のビジネスプランを作ることで、そのポイントが変わってきていると感じます。

そして、何より経営指針は自分のために必要だと痛感しています。
経営指針を作る大切な目的の一つに「社員に想いを伝え、ひとつとなるために...」があります。
自分の場合は、一人で事務所を経営しているため、「そんなの自分がわかっていればいいよ」って考えていました。

ところが、自分は自分のことを本当にわかっていないです。
例えば、経営指針を作る前は、「仕事は何でも受ける」という方針で、自分の仕事は多忙ですが、実りは少ないし、自分も成長しないという状態が続いていました。
しかし、経営指針を作った後は、その経営指針と照らし合わせて、自分がすべき仕事、学ぶべきことを考えられるようになりました。
つまり私にとっての経営指針は、「自分がブレない為の羅針盤」なのです。

それでも、相変わらずバタバタしていますが、経営指針を作った後は、目的をもってバタバタしているので、何かわからずバタバタしているよりはよほど良いと感じます。