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2013年1月15日

他人に強制された反省はあまり意味がない・・・

何か問題があって、その当事者に変化してほしく「反省しろ」と言ってる場面を時々見かけます。
しかし、それって「反省しているふり」もしくは「反省したつもり」をしているだけの気がしまします。
「本当の反省」って決して人から言われてできるものではなくて、「自分の内から湧き出てくるもの」だと思います。

自分が痛い目にあって「反省しなければならない」と気づいた時の反省は、とても深いものです。
この深い反省から学んだことは、心に刻まれ簡単には忘れません。

特に、自分で「反省しなければならない」と気づいて反省している人に、「反省しろ」というのは逆効果の気がします。
反省しているのに「反省しろ」という言葉への反発で反省をやめてしまったり、「反省の上に反省」という反省のスパイラルに陥って身動きが取れなくなってしまうことがあるようです。

もちろん、「反省」しなければならない時にも、全く反省の様子がない人もいます。
そういう場合は「反省」で自分での気づきを待つより、「叱る」ことが必要です。
それもネチネチと叱るのではなく、短い時間でポイントを絞っての一喝がよいと思います。

ただ、実際にはこんな単純ではなく、反省を求めたり、叱ったりで「人に変化を促す」のは、本当に難しいと思います...
まぁ、私も「反省」しなければいけないことだらけなので...。