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2013年2月 5日

「みんなが自分の意思で決める」組織へ

同友会の地区幹事会(4月例会PJ会)が行われました。
私は、地区会長をさせていただいていますが、リーダーシップの難しさとその実践を日々学ばせていただいてます。

今年度は地区会長で来年度も継続するので2期目になります。
今期の地区会長としての振る舞いが、「×」ということはないと思います。
言いかえれば、地区会長としては「×」かも知れませんが、メンバーに盛り上げてもらったという感じです。
その結果、地区としてはヨチヨチ歩きかもしれませんが、少しずつ良い方向に向かっていることをとても感じます。

来年度は、今期の反省を生かした、組織体制と、地区方針が作れていると思います。
そして来年度に向けて大きく変えていきたいのは、「みんなが自分の意思で決める」ということです。
今年度は「みんなで決める」と掲げていても、結局は少人数で決めたことを押し付けていたことも多かったかなと思います。
こうなってしまうと、「やらされ感」がムクムクと起き上ってきます。

「トップダウン的な組織運営」ではなく、「ミドルアップダウン的な組織運営」を目指したいです。
「ミドルアップダウン的な組織運営」とは、上下の置かれる立場や現状を知っている中間のリーダー層が意思決定の中心となって動いていきます。
実際に私の顧問先でも導入しているところがありますが、中間のリーダー層に優秀な人が多い組織はうまく回る場合が多いと感じます。

ただ、中間のリーダー層に優秀な人が多いから、リーダーは何もしなくてもいいというのは違っています。
「リーダーが何もしなくても物事が進んでいく」というのは理想で、目指すべき姿だと思います。
ただ、「何もしなくても...」というのには条件があって、「目的(ゴール)」とそれへの「きっかけ」、そして「場づくり」はリーダーがしないといけないと思います。

「目的(ゴール)」とそれへの「きっかけ」、そして「場づくり」ができていれば、中間のリーダー層が中心になってみんながリーダーの足りないところを補って動いてくれます。
この形を創り上げたくて、また一年、地区会長をさせていただきます。