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2013年2月27日

「人に頼る」ときに気をつけたいこと

人は一人では生きて生きていません。
こんなに難しい世の中を一人で渡って行けるほどの才覚は私にはありません。
じゃ、どうする...
人に頼るしかないかなぁって思います。

もともと、私は人に頼るのが苦手で全部自分でやってしまいたい人です。
それは人に説明している時間があるのなら、自分でやってしまった方が早いという愚かな考えに基づいています。

最近、少しずつなのですが「人に頼れる」ようになってきました。
「うつ病」のときをピークにねじ曲がってしまった考えを、「人を信頼する」という形で正常に戻しつつあるのかもしれません。

ただ、「人に頼る」ときに気をつけたいことがあります。
それは「人に頼る」と「人に依存する」を履き違えてしまうことです。
私が、考える「人に頼る」と「人に依存する」の違いは3つあります。

一つは「人に頼る」ならば、「人に頼られた」ときそれに応えなければならないと思います。
逆に「人に頼られない」人は、人を頼ったとしても助けてくれる人は少ないと思います。

二つ目は「人に頼った」結果、自分の望んだ答えとは、違う結果が返ってきても、それを受け入れるということです。
相手の応えが、自分の望んだ応えと違うとき、自分を全否定されたように怒る人がいます。
そういう人は相談にのってくれる人は、いなくなっていくと思います。

三つ目は「人に頼った」としても、最終的な責任、決断は自分でするということです。
「人を頼ったったら、ひどい目にあった」...これを言う人は、そもそも「人を頼る」ことはしてはいけないと思います。

人を頼るということは、その人の大切な時間を自分のために使ってもらうということです。
その気持ちを忘れずに人を頼れば、自分なんかでも助けてくれる人がたくさんいるんだと腹に落ちた気がします。