Search




Archives

2013年5月 3日

経営環境は曖昧模糊、まずやってみる

当たり前のことですけど「やってみないとわからない」ってありますね。
あまりコンサルタントが「やってみないとわからない」というのも不安ですが、でもやっぱりそうなのです。

今の世の中、外部環境を把握することはとても難しいです。
外部環境の変化はとても速く、よほどしっかり考えないと他業種の進出などもあり、どの範囲までも考えるべきか悩んでしまうことも多々あります。
とくに、顧客ニーズを的確につかんでいるかというと、怪しい感じです。

そして何より、私自身が自分をよくわかっていません。
自分自身どこに進みたいのかはわかっていますが、それを実現するためにはどんな内部資源が必要で、自分が現在保有している内部資源が何かがわかっていないと思います。

つまり、外部環境も内部資源も曖昧模糊としているのです。

コンサルタントの仕事の特徴(私だけかも)として、仕事の範囲が曖昧というものがあります。
お客さんの会社がよくなって、自分が「できる」仕事ならば、それをやらせていただくことが多いです。

以前ブログに「この仕事を受ける意味を考える」と書いたことがあります。
矛盾しているようにも感じますが、これだけ曖昧模糊としてい社会の中で「先が不透明だから自分の可能性を信じて仕事を受ける」という理由があってもいいと思います。

「先が不透明だから立ち止まる」...これだけは避けたいと思います。
それならば、「やってみないとわからない」の方が、まだ前進できそうな気がします。

2013-05-03.jpg