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2013年5月13日

私にとってのコンサルとセミナー

4月の後半から、ありがたいことにいろいろと新しい仕事が入ってきています。
その新しい仕事の多くが、テーマとしてコンサルとしては経験しているものの、セミナーとしては初めて行うというものです。

コンサルの場合は、当然依頼主がいるのでターゲットと困り事がハッキリしています。
ターゲットと困り事がハッキリしていれば、後は課題の可視化、そして解決案の提案、そして実施とストーリも、頭をひねればなんとか出てくるものです。

ただ、コンサルで経験していたとしても、初めてのセミナーというのは意外と準備に時間がかかります。

まず、ターゲットの設定はしているもの、ターゲット通りの人が参加してくれるとは限りません。
その分、多少広めにターゲットを想定します。
ただ、ターゲットを広めに設定すると、総花的な話になってしまい、結局誰の心にも響かない話になってしまいます。
このストーリの調整と決断に結構時間がかかったりします。

また、曖昧模糊とした新しいテーマは、参加者のニーズ多くがどこにあるのかみえない場合も多く、迷うことがあります。
コンサルの場合は、依頼主と話しながら、困り事から課題へという形で、解決すべきものがハッキリしています。
しかし、セミナーの場合、時にはこちらの伝えたいことと、参加者の聴きたいことがずれる場合があります。
もちろん、大切なポイントは必ず伝えないといけないですが、参加者の聴きたいポイントをズラすと、伝えたい大切なポイントも伝わらないことがあります。

そして、やっぱりセミナーとして行うには、資料が必要です。
この資料作りは、当然ですが時間がかかります。

ただ、コンサルとして行っている内容をセミナーとしてまとめるという仕事は、自分の成長には欠かせない仕事です。
コンサルとして行っている内容をセミナーへ、そしてセミナーで整理した内容を再びコンサルへというのが私の仕事の正常循環です。

この暑い夏を乗り切るため、そして自分の成長のため気合いを入れたいです。

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