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2013年9月26日

自分の座右の銘ってなんだろう?

富山に移動する途中で雑誌に書いてる記事が目にとまりました。
「あなたの座右の銘は何ですか?」というキャッチコピーでした。

時間がなかったので、そのまま通りすぎました。
でもなぜか気になり、「自分の座右の銘」ってなんだろうと考えていました。

自分には大切にしてる言葉がいろいろとあります。
それらの言葉は困った時に自分を助けてくれた言葉ばかりです。

ただ、うつ病のときや独立後のトラブルなど本当に辛いときに、自分が何回も唱えた言葉は一つです。
それは「安定は不安定、不安定は安定」です。

人は「安定」している時ほど「不安定」なことはない。
逆に「不安定」な時ほど「安定」している時はない...という意味です。

人は「安定」しているとき、ついついその安定がずっと続くものだと勘違いしてしまいます。
そうなると、少しのつまずきで大きく転んでしまうことになります。
私がうつ病になった背景には「安定はずっと安定」という気持ちだったのかもしれないと思います。
その「安定」が崩れた時、それに対する力はありませんでした。

独立後は常に「不安定」です。
いろいろとリスク対策はしていても、気持ち的には「明日のことはわからない」という状態です。
ただ、いろいろとリスクヘッジをせざるを得ない状況が短い時間の「安定」をつくっているのかもしれません。

しかし、そんな「安定」は、またいつ崩れるかわからない「不安定」の上に成り立っています。
「安定」と「不安定」は表裏一体です。
「安定はずっと安定」ではないということを知ることが大切だと思います。

そんなわけで、自分をこれまで一番助けてくれた言葉として「安定は不安定、不安定は安定」が自分の座右のなんだろうなって思いました。

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