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2014年6月29日

マンネリからの脱却をする質問

会社で業務を行っていると「当たり前」「日常」というフィルタで目が曇ってしまい問題点に霧がかかってしまうことがあります。

先日、ある企業で経営の方針を伝える場に立ち会わせていただきました。
その中で「マンネリからの脱却」というキーワードが何回か出てきました。

「マンネリからの脱却」というキーワードが出て来る時点で、現状の問題に対する意識の高い企業だと思います。

...とは言っても、なかなか「当たり前」「日常」というフィルタを破るキッカケが見つからないという状況によく出会います。

この時に自分がするのは日次もしくは週次での定期ミーティングで時間をとってもらい「今、自分が問題だと思っていることをどんなに下らない事でも良いので1つ挙げてください」という質問をします。

この「1つ」がポイントで、これを言わないと「問題は特にありません...」で終わってしまいます。
「1つ」という制限を付けることで、何か問題点を探すように脳が働きます。

そこで出てきた問題は下らない問題かもしれません。
しかし、時々は、重要な問題に発展する可能性のある問題が出てくることもあります。

「当たり前」「日常」というフィルタを破るには、「当たり前」「日常」で終わらせないキッカケの質問をすることが大切だと思います。

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