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2014年8月12日

「風が吹けばおけ屋がもうかる」の途中

診断士の仕事のひとつにビジネスプランをブラッシュアップというものがあります。
ビジネスプラン(事業計画書)をより良くするために、支援をさせていただくことです。

それについて話しているときに、私が尊敬する診断士の方が言っていたことがあります。

「風が吹けばおけ屋がもうかる...って話があるけど、ビジネスプランではその途中が大切なんだよね」とのことでした。
「なるほど!」と思いました。

「風が吹けばおけ屋がもうかる」という話では、「風が吹いた」後、途中の出来事がつながって「おけ屋がもうかる」につながっています。
ビジネスプランも同じで途中のつながり(プロセスや根拠)が抜けてしまうと、プランの読み手は理解ができなくなります。

プランの書き手は、自分でしっかり考えたものなので頭の中に「当たり前」のこととしてつながりが見えています。
「当たり前」すぎて、ついプランに書き忘れてしまった結果、大切なプロセスや根拠が抜けてしまうという勿体ないことが起きてしまうのです。

自分のビジネスプランを作成したら、誰かに読んでもらうとよいです。
自分では「当たり前」と思って書き洩らしてしまった大切なことが見つかるかもしれません。

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