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2014年9月18日

天白地区9月例会~PDCAはCが肝心

天白地区9月例会が行われました。

テーマは「いかに目標に対してのPDCAをまわしていくか?~PDCAの実践で会社はこう変わる!~」でした。
愛農流通センターの江端社長にご報告を頂きました。

もともと経営指針書にのっとって経営をされていることは、8月例会お邪魔した時社員のみなさんが生き生きしていることから伝わってきていました。
では、その経営指針書をまわすすために、どんな工夫をされているかという話で、私も悩みどころのひとつです。

お話では「PDCAのCが一番難しくて一番大切」ということでした。
極端なことを言えば「どんなチェックをするかを考えてから計画を作る」とも話していました。

たしかに、「計画(P)」は時間をかけてしっかり考えます。
しかし「チェック(C)」は日常の忙しに負けてしまい、ついつい後回し、場合によってはされないことも多いです。

「C」を考える時に大切なことは、チェックしやすい項目をチェック項目とするのがポイントとのことでした。
簡単な一例ですが、例えば「机の上を整理する」ではなく、「1週間に一回は机の上の書類を見直し、棚の所定の場所にかたずける」の方がチェックがしやすいです。

私が「システム開発でのプロジェクトマネジメント」の研修を行うときにもPDCAのCの大切さを伝えます。

やはり、一番時間がかかるのは「計画(P)」ですが、一番難しいのは「チェック(C)」です。
なかなか「チェック(C)」が上手くいかなくて苦労しており、研修にもたくさんの人が参加していました。

ある方が言ってましした「計画なくして管理なし、管理なくして計画の意味なし」と。

「チェック(C)」を行うためのいくつかのポイントがあると考えています。

・実行(D)できたかどうかの判断がしやすいこと(数値を使って判断するとなおよい)
・実行(D)できたかどうかのの判断に時間がかからないこと(判断のための作業を減らす)
・判断(C)の結果、すべき行動(A)につなげやすこと

こう考えるとシステム開発におけるPDCAサイクルも、経営に対するPDCAサイクルも同じ(似ている)と改めて思いました。

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