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2015年6月23日

実績だけでは生きていけない時代

ある企業で一日の研修を行いました。
今回もやりきった感があり、ホッとしています。

4月ぐらいから研修やセミナーが最近どうもうまくいかず、悩むことがあります。
理由は、思うように話ができなかったり、顧客のニーズとアンマッチをおこしたり、段取りが上手くいかなかったり...様々です。

しかし、同じテーマで「これまでも何回も行い評判もよかったから間違いない」という研修まで上手くいかないことがあり、かなり理由を考えました。

理由は研修の依頼先が多様になり、それにともないニーズも多様化しているということです。
このニーズの多様化は同じテーマの研修であるにもかかわらず、まったく違う内容の研修を構築する必要があります。
自分では同じ内容の研修でよいと思っていても、実はニーズがまったく違っており、それに気づかず研修が上手くいかないということもありました。

ただ、ここしばらくは上手くいく研修が続いています。
理由はよくわかりませんが、上手くいっているのは、いずれも「内容に手を加えた研修」のようです。
今回やりきった感のある研修も内容に手を加えた研修です。

普通は、内容に手を加えるとこれまでの実績も消えてしまうので不安になります。
不安になるくらい心配をして、対策を考えて、手を加え、脳に刺激を与えた研修が上手くいっています。

「実績があってこれまで通りの研修」より、「内容に手を加えてチャレンジ要素の強い研修」がうまくいっているのです。

もしかしたら、自分のこれまでの「実績」は賞味期限が切れてしまってのかもしれないと思い始めています。
ならば、「実績で守りの研修」よりも「チャレンジで攻めの研修」で行った方がよい気がします。

大きな違いは見えなくても「レビュー技法」「図解手法」「業務フロー」「Webマーケティング」といったテーマに手が入っています。
やはりチャレンジしないと「実績だけでは生きていけない時代」になっている気がします。

時間との勝負ですが、やっぱりここは手を抜けない部分のような気がします。

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