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2016年3月12日

「知識共創フォーラム」という学会で座長

松本を早々に出発し、金沢に向かいました。
北陸新幹線に乗るのはこれで二回目です。
ただ、長野側からの乗るのは初めてで車窓の風景も新鮮に感じました。

特に上越妙高あたりの景色は絶品ですね。

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金沢に向かったのは、北陸先端科学技術大学院大学が中心となって行われる「第6回知識共創フォーラム」という学会のシーズセッションで座長を務めるためです。

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座長の役割は、論文発表の後のファシリテーターです。
当然中身がわかっていないといけないので、最近脳の動きが鈍い自分にとっては大変でした。
私にとっては身分不相応の大役です。

「第6回知識共創フォーラム」は金沢のナレッジマネジメントは自分の領域のひとつですが、慣れない仕事なので緊張しました。
しかしいろいろな出会いがありとても楽しかったです。

知識(ナレッジ)という経営資源は、他のヒト、モノ、カネといった経営資源と少し違う面があります。

ひとつは目に見えない経営資源のため経営者の知識に対する意識が低い場合があります。

重要な知識である営業情報が書いてる日報が山積みになったまま使われていないなんていう場面によく出会います。

ふたつめは他のヒト、モノ、カネといった経営資源は使えば減ってしまいますが、知識は使えば使うほど洗練されます。

みっつめは自分たちが蓄積した知識は他のどこにも無く、自分たちが蓄積した知識は他社との強力な差別化要因になっていきます。

「意識が低い」とは言い過ぎかもしれません。
ただ、うまく知識を活用している例が少ないのも事実です。

「知識共創フォーラム」ではそういう大切な知識にもう一度意識をフォーカスする意味で、大切な場だと感じました。

少し時間があったので会場となった「石川県政記念しいのき迎賓館」の周囲を少し散歩してみました。
兼六園の近くなのですね。

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