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2016年6月24日

不安に寄り添うコンサルの意味

コンサルタントの仕事は「クライアントの課題を明らかにし、その解決するための方法を考える、あるいは手伝いをする」ことだとよく言われます。
でも、その解決の支援レベルは決して表面的なものだけはありません。

お客さんの中にはうまくいかなくて落ち込んでいる人もいます。
お客さんの性格もあると思いますが、そういう人に対して無理な励ましは逆効果です。

寄り添い、悩んで、お客さんが道を見つけるまでのサポートが必要なのだと思います。

誰だって、うまくいかなくて不安から心が弱くなってしまう時がある思います。
お客さんの心情や体調で、こちらの話が耳に届かないときもあります。
そういう時は、新たな情報を提供したり、仕事を前に進めようと提案したりする前に、相手の話を聞くことが大切だと思います。

自分も、自分の未熟さにいつもぶつかり、悩んでばかりいます。
自分が本当の意味で、相手の話を聞き、不安に寄り添う得るようになれるには、まだまだ相当長い道のりのような気がしています。

午前は名古屋商工会議所でのコンサル、午後から愛工大での「クラウドサービスの活用」の講義でした。

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