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2016年12月17日

どんな人にも共感できる「真っ白な器」

よくわかんないことを書いており、最初に謝っておきます。

「器が大きい」という言葉があります。
よく、歴史の勝利者や 大きな仕事を成し遂げた人 などに送られる言葉のような気がします。

ときどき、この「器」という言葉について考えることがあります。
自分は小心者なので 「器」 がどうかというと、自信を「小さい」と言えます。

この「器」という言葉があるテレビ番組で語られてました。
NHKの「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」で、「 いきものがかり」のリーダー水野良樹さんと女性映画監督の西川美和さんの対談です。

いきものがかりのリーダー水野良樹さんが自分の作る曲は「誰もが入れる器」と言ったことを話していました。
確かに万人受けする曲が多いと思います(何気に自分も好きでCDをいっぱい持ってます)。

「誰もが入れる器」という言葉が妙に気なりました。
どこかで聞いた記憶があるからです。

一週間ほど経ってようやく思い出しました。
「蒼天航路」という三国志をモチーフにした漫画の劉備玄徳の言葉でした。
「おいらはみんなが入れる空っぽの器になる」といった台詞があったように記憶してます(曖昧ですみません)

人の「器」ってたしかに大小はあるかもしれません。
しかし 「器」の大小より 、その器の中で自分の固定概念が大きく占領していない方が大切な気がします。

どれだけ「器」が大きくても、そのその人の固定概念がどかっと居座って入れは他人は入る余地がないのです。
「器」が小さくても、 その人の固定概念が居座らず、まっさらな「器」はやっぱり人が居心地のよい場所になるのだと思います。

自分は「器」が小さいので、せめて自分の 固定概念を小さくできるようにできるといいなぁって思います。
自分が、なぜ「いきものがかかり」の曲が好きなのかちょっとわかった気がします。

多分、「いきものがかかり」の曲は固定概念からのメッセージを極力薄くして、どんな人にも共感できる「真っ白な器」を意識しているのだと思いました。
ある意味、凄いのだと思います。

ちなみに、パオパオも「器」はかなり大きい気がします^^

強烈に眠いパオパオ

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