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ポイント:PCのスピード、遅くなった、スパイウェア、メモリ不足、ハードディスクの断片化、スワップ多発

なぜ、突然PCのスピードが遅くなったのか 〜スパイウェアの暗躍


最近、よくPCのスピードが遅くなるという相談をされます。今月に入って4件相談されました。一般的にはよくいわれるPCが遅くなる原因は次の4つが考えられます。

1.メモリ不足

 アプリケーションをあまりにたくさん起動する、もしくは常駐プログラムを増やすとスピードが遅くなります。

2.ハードディスクの断片化

 パソコンは普通に使っていても、ハードディスクへのデータ配置が穴抜けになっていき、だんだんと遅くなっていきます。これはシステムツールの 「アクセサリ」→「システムツール」→「ディスク デフラグ」で再配置してくれ、パフォーマンスが改善します。

3.スワップ多発(スラッシング)の発生。

 ディスクが容量不足になると、スワップ(実メモリと仮想メモリでのデータやり取り)が多発し、パフォーマンスが落ちてきます。特にCドライブの容量が減ってきますと、危険信号である。 Cドライブの空き容量が、全体の20%以下だと注意が必要です。「アクセサリ」→「システムツール」→「ディスク クリーニング」をすると改善される事があります。

4.ファイルの破損

 ファイルもしくディスクが物理的に破損しているとパフォーマンスが落ちることがあります。これは軽度の破損なら、ディスクチェックで直る。重度の場合は、修理が必要になります。

 エクスプローラからCドライブのプロパティを開き、「ツール」→「チェックする」を選び、「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」「不良セクタをスキャンし、回復する」の両方にチェックをして「開始」をクリックしてください。但し、この処理にはマシンの再起動が必要になり、ディスク容量によりますが時間が30分程度かかるので、時間の空いたときに実行するとよいです。

 しかし、最近のある日を境に急にパソコンのスピードが落ちたというのは、どうも”スパイウェア”が影響している例が多いようです。スパイウェアとは、本人の知らぬ間に個人情報・パソコン情報を収集し、ネットの特定の場所に送るプログラムのことを言いうそうです。スパイウェアはフリーウェアやシェアウェアに、特に外国製のものに多く含まれています。そしてそれらのソフトウェアをインストールすることで知らず知らずのうちにスパイウェアがPCに侵入します。

 スパイウェアはインターネットのブラウザ履歴などから、どんなサイトに行きどんな趣向を好むのかなどを調査し、本人が知らぬ間にネットの特定の場所に送ります。そしてその情報は企業のマーケティングなどに利用されるそうです。バグ(プログラムの欠陥)の存在するスパイウェアだったり、あまりに常駐するスパイウェアが多いと PCが不安定になったり、回線が途切れるなどの実害があります。スパイウェアとウィルスと似ているように感じます。しかし、ウィルス定義である3つの機能、自己 伝染機能、潜伏機能、発病機能はスパイウェアにはなく、ウィルスのように感染や破壊活動をすることもまずなく、もっぱら個人情報の収集に用いられています。

スパイウェアはウィルスとは区別されているのが現状であり、それ故にウィルス対策ソフトではこのスパイウェアは検出されず、駆除には専用のツールを使う必要があります。無料スパイウェア対策ソフト「Spybot - Search & Destroy」などは有名で信頼性があると思います。 ちなみに、Spybot - Search & Destroyは私も使用しています。インストール時は英語ですが、後で、日本語の設定ができます。

2004年7月20日 宿澤直正


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