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2012年7月31日

「感謝」の反対の言葉「当然」

今日、研修資料を作っていて、その資料に盛り込みながら、深く考えてしまったことを書きます。
(こういうことを考えているから、資料作りが遅くなるのでしょうね...)

世の中にはいろんな対義語がありますよね。
そんな中で、自分の気になったのが「感謝」の対義語はなんだろうです。

ネットで調べると、「感謝」には、明確な対義語はないそうです。
「感謝」という絶対的な意識を表す言葉には、対義語は存在しないとのことです。

それでも更に調べると、「心配」「当然」「不平」「迷惑」...色々出てきました。
どうやら有力なのは「怨嗟」だそうです。
「感謝」は「ありがたいと思うこと」、「怨嗟」は「抑え切れない恨み」です。

ただ、イマイチしっくりきません。
私の中では、「感謝」の対義語は「怨嗟」ではないようです。

いろいろと考えて、いろいろと出てきた中で、自分として一番しっくりきたのは「当然」という言葉です。

「人に対してありがたいと思うこと」が「感謝」ですが、「人に対してありがたいと思わなくなること」が「当然」です。
「感謝」と「当然」が対義語として正しいかどうかはおいておいて、人の意識から生まれる結果としては真逆だと感じます。

人の行為に対して「~やって当然」「~できて当然」と思っていると、その人に「感謝」することができなくなってしまいます。
「感謝」ができない状態では、人と人との信頼関係は生まれません。

人は社会の中で生きています。
そして、人は社会の中で一人では生きていけません。
いろいろな人と信頼関係で結ばれながら、助けられて生きています。

どんな時も、自分がいろいろな人に助けられていることを忘れてはいけないと思います。
社会の中で、生きていけることに「感謝」したいです。

一方、自分一人の力で世の中を生きていると考えている人がいたとします。
それは周囲の助けが見えていない状態です。
周囲の助けが「当然」となり、「当然」だから見えなくなってしまっているのだと思います。
そういう状態だと、きっと横暴、傲慢になってしまうのでしょうね。

2012年7月30日

バタバタしているから考えられること

「忙しい」っていうのは、決して誉められたものではありませんね。
単に「バタバタ」していると言った方がよいと思います。
これは、タイムマネジメントや仕事の負荷調整が出来ていない証拠です。

ただ、バタバタしていて、ギリギリの状態だから、時間の使い方を工夫をするのだと思います。

本当は仕事を受ける前に、負荷状況を考えないといけないです。
(本当は、ちゃんと考えているつもりなのですが、なかなか受注の負荷調整が上手く出来ていません)

今の仕事のほとんどは、指名での依頼になります。
指名してくれたお客様を考えると、得意分野が別ならいいのですが、他の人にお願いしにくい部分があります。

このような属人性が高い仕事において、最重要の経営資源は「時間」だと思います。
つまり、今の仕事は、自分の時間に付加価値をつけて売っているようなものです。

しかし、自分の時間は限られています。
つまり限られた時間で最大の付加価値をつけるにはどうすればよいのかを、必死に考えます。

これこそが「バタバタしているから考えられること」で、自分にとって大切な学びだと思います。

2012年7月29日

パオパオが反応する言葉

パオパオはシーズーの特徴をよく表していて、とっても頑固です。
自分が関心のない事に関しては、声をかけても、徹底的に無視です。

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耳がピクピク動いているので、聞こえてはいるんですけどね...

パオパオが反応する言葉が3つあります

「オヤツ(もしくはゴハン)」「ゴロゴロ」「お留守番」です。
これらの言葉が耳にはいると、とっさに反応し、行動に移ります。

無関心を装って寝ていても、これらの言葉への反応は早く、ムクッと起き上がります。
正確に言えば、顔だけは上げます(こちらを向きます)。

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反応する3つの言葉「オヤツ(もしくはゴハン)」「ゴロゴロ」「お留守番」で、微妙に表情が異なるのが微笑ましいです。

「オヤツ(もしくはゴハン)」は、「待ってました! 早く頂戴!」って表情で、一番生き生きしています。
唯一、こちらに寄ってきます。

「ゴロゴロ」は、カミナリとか、花火の音を、表しているようです。
パオパオの耳元で「ゴロゴロ」と小声で言うと、「どこですか~」って感じで驚きます。
そして、オロオロと動き回ります。

「お留守番」 は、自分が一人ぼっちでお留守番をすることがわかるようです。
一瞬、さみしい顔をしながらこちらを見て、そのまま寝てしまいます。

犬は、人の話す言葉は話せないけど、人の話す言葉の意味は、間違いなくわかっていますね。

2012年7月28日

「助けてほしい」って言えること

自分が以前、「うつ病」だったことは、何回もブログに書いています。
そんな自分が病気の前と後で、違った事の一つが「助けてほしい」って言えるようになったことです。

病気になる前は、人に「助けてほしい」と言うことができませんでした。
「助けてほしい」と言うことができないというより、「助けてほしい」と言うことが下手でした。

なぜ、そんなことが、言えないのか...
「自尊心」「自分で出来るはずという心」「人に迷惑をかけたくないという心」...
いろんな、心の動きから「助けてほしい」ということが言えなかったと思います。

今でも「助けてほしい」というのは苦手なのですが、それでも言えるようになりました。

いつも「助けてほしい」ということ、自分が努力をしていないのに「助けてほしい」ということ、自分だけ甘い汁を吸いたいから「助けてほしい」というのは、やっぱり認められないと思います。
でも、自分が自分で出来るとことをやった上で、人に「助けて欲しい」というのは認められるべきものだと思います。

人(仲間)は思った以上に、人(仲間)を見ています。
その人が、頑張って努力をしている姿も見ているのです。
そんな中で、にっちもさっちもいかなくなったとき「助けてほしい」と言えば、助けてくれる人が世の中にはたくさんいます。

そしてもうひとつ、人に「助けてほしい」と言えることは、その人を信頼しているからです。
信頼できない人に「助けてほしい」とは、とても怖くて言えません。

自分が病気になる前は、「自分でやった方が早い」と大きな勘違いをしており、本当の意味で人を信頼できていなかったのかもしれないと思います。
ただ、今は人(仲間)がたくさんでき、その信頼できる仲間に、お願いした方がよいことがものすごくたくさんあると腹におちています。

今、できつつある「仲間のネットワーク」こそが自分の宝ですね。

「助けてほしい」と素直に言える自分と、それを受け止めてくれる仲間が出来ていることが、病気の前と後での大きな違いなのかもしれません。

2012年7月27日

研修が充実するかは講師の力量だけではない

名古屋ソフトウェアセンターで「SEのための生産管理」の研修をしました。
受講生さんのレベルが、非常に高い受講生のみなさんでした。

確認をしながら進めましたが、わからないことは的確な質問をしてくれて、わかるかどうかの問いかけにも明確に答えてくれました。

この講座は、一般のSEではイメージがわきにくい「生産管理」を、SE時代の苦労と、幸い多く行わせていただいている生産管理コンサルで得た知識で話しています。
生産管理担当者とSEとが誤解なくコミュニケーションをとれるように企画をしましたが、いつの間にか人が集まる講座になりました。

話はかわりますが、今週の初めには福岡での図解手法があり、それ以前も松本、新潟、広島など、いろいろ出張が続いていますが、とっても気持ちよく研修ができています。

研修が充実するかは、講師の力量だけではありません。
受講生、スタップ、そして講師の三者が、力をがっちり合わせられたとき、満足いく研修になります。

研修がうまく行った時、講師が目立ちますが、そのバックで支えてくれる人たちを忘れていたら、それは驕りです。
そして、研修に積極的に参加してくれる受講生のみなさんがいなければ、講師の一人芝居です。

そんな、みんなが協力してくれる研修に絡めている、今の自分めっちゃ幸せでないかと思います。

仕事が上手くいったときの充実感は何物にも変えられない充実感を感じます。
更にいえば、みんなで協力して仕事がうまく行った時は、何倍も嬉しいです。

そんな今の状況を喜びながら、ちょっと、リラックスしながら頑張って、明日は資料つくりをしようと思います!

2012年7月26日

他人とは異文化の事、だから交流が面白い

最近、同友会を始め、いろんな交流会に参加しています。
今日は、nabi白金のワンコインパーティーに参加しました。

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交流会ではいろいろな人の価値観や思想にふれることができます。
これが楽しいです。

交流会をストレートに仕事につなげようと思っている人も多いようです。
でも、交流会の目的は、人と触れ合うことです。

そこには、自分にとっての異文化が広がっています。
異文化は常に面白く、そして刺激的です。

深く話せば、その人の人生(歴史)を聴くことが出来るからです。

人はそれぞれの価値観、思想で行動しています。
その結果としての行動が、自分の価値観と会わないこともあるでしょう。

だって、人と人とは全く違うもの同士なのですから。
その時に、「自分の価値観と会わない」といって、その人を遠ざけてしまうのか、それとも「自分の価値観と異なる」といって、その人から新しい何かを学ぶのか。

心の持ち方一つだと思います。

2012年7月25日

同友会の支部役員会で不離一体シートの発表

一日、名古屋市新事業支援センターで相談業務を終えて、同友会第五支部役員会へ。
いまだに、同友会のことを良くわかっていない私には、難しい話が多いです。

ただ、支部役員会で「不離一体シート」の発表を行い、自分の事を伝えられたことが嬉しいです。
自分の事を伝えるとは自己開示です。
自分は自己開示をして、もっといろんな仲間と本当に信頼し合える仲間になってきたいです。

しばらく出張が続き、疲れていたのか目が閉じたような状態で話していたので、伝わったのか微妙な感じはあります。

本当はもっと詳しいしいのですが、抜粋します。
こっからです。

◆~2005(事務所設立まで)

順調な人生。NECの同期の中でもトップクラスの出世。「あれ、俺っていけているかも・・・」と勘違い。NECでの多忙なプロジェクトの連続、および父の肝臓がんによる死が重なり、精神的に参ってしまう。ある日、激しい自傷行為をおこし、精神科の病院へ。重度のうつ病と診断される。廃人状態・・・ 2003年末にNECを退社。

但し、この時期に中小企業診断士を目指してなることができた。同時期に上級システムアドミニストレータ、簿記2級、FP技能士2級、ISO9000審査員補など様々な勉強をし、資格を取得することができた。
2005年に宿澤経営情報事務所設立。最初の数か月は殆ど仕事なし。その焦りが顔に出ていたようで、ある社長に「まず人に会いない、運よく仕事がもらえたら誠実に行ういない、そして待ちなさい」と言われた。これ以降は、「受注を取る」成果ではなく、「経営者と会う」行動が目標にかわった。

◆2006~2009(事務所の黎明期)

仕事が急に増えてきた。できることはドンドン受注をして、こなしていた。まったく疑問を持たなかった。後で考えると上昇しているときは、なかなか「いろいろなことに気付けない」ことがわかった。忙しさが加速をしまたしても、自分を見失いつつある気がしはじめていた。

自分自身の価値観を見直す時期になっていたと思う。ただ、仕事の量は年々増えていき、日々の仕事をこなすのに懸命でなかなか見直しができない時期が続いた。

県外の中小企業支援機関から講演、セミナー、および雑誌への執筆依頼の声がかかり始めた。オーバーワークだが、独立診断士としては「安定」して仕事が入るようになる。しかし、「安定は不安定、不安定は安定」が頭をよぎる。

ある日、同友会で「士業こそ経営指針が必要だよ。それが差別化要因になるんだよ。」と教えられ、よくわからないながら、大切な言葉だと感じた。

◆2010~2012(事務所の理念明確化)

多忙な状態が続き、自分はこのままでよいのかと考え続ける。ただ問題意識を持ち続けたことで光明もみえる。前年に産業カウンセラーの資格を取得しており、カウンセリングのできるコンサルタントを目指すことを決意する

自分の仕事であるコンサルタントと自分の独立の原体験である「心の問題」を組み合わせて、自分の仕事を再構築していく決心ををする。

理由として、自分の「指針」がないのに、できる仕事を引き受けているのが問題ではないかと、同友会でで気付いたからである。自分は何がしたいのかを真剣に考え、遅まきながら、2011年度は、自分の指針を考えるのに同友会を利用させてもらった。以前言われた「士業こそ経営指針が必要だよ。それが差別化要因になるんだよ。」が本当の意味で腹におちる。

自分のあるべき姿(カウンセリングのできるコンサルタント)に向かって、仕事の依頼内容も変化しつつある。この自分の仕事の変化・再構築をふまえて、理念「人に寄り添うコンサルで『元気』を創る」で奮闘中

また、同友会の地区会長をすることで、テキスト的なリーダーシップの知識ではなく、生の体験をしている。人は「方針を打ち出して、ゴールを提示すれば、見づから動いて協力してくれる」...に気付いたことも大きい。リーダーシップなどのコンサルに重みが出てきた気がする。

ここまでです。長文、失礼いたしました。

2012年7月24日

出張は非日常の連続で楽しい!

「提案・企画のための図解手法」の二日目が終り、福岡の出張から帰ってきました。
驚くほど、とっても活発なメンバーで成果物も素晴らしいです。
感動と共に出張を終えました。

私にとって出張は非日常の連続です。

まず、生活が非日常です。
寝るとこ、食事、酒、コンビニの品揃え、テレビ番組、散歩コースにいたるまで、非日常です。

一日目の居酒屋で食べた地鶏です。

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二日目のうどん屋です。550円で3玉までいけます。

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新しい発見は些細なことであっても、刺激です。
なぜか、脳が動きだし、自分なりに楽しいことが考えられます。
結構、閃きって出張先で生まれることが多いです。

次に講座も非日常です。
なぜなら、その土地には、その土地の文化があり、出来てくる成果物が特徴的かのです。

この非日常は、私に学びと気付きをくれます。
これも、とても感謝すべき事です。

そして、出会う人が非日常です。
名古屋では出会うことのない人たちに出会えます。

そこで交わされる会話は、ヤッパリ刺激的で新鮮です。
貴重な体験ですね。

最後に、移動そのものが新鮮です。
これは、改めて言うことでもないですね。
何か ワクワクします。
まぁ、ビールも飲めますしね。

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そんなわけで、出張は日常に変化を与えてくれる大切な機会ですね。

2012年7月23日

研修後、夜の博多の街を食べ歩き

福岡で「提案・企画のための図解手法」の一日目。
今回、福岡では初めての開催ですが、15名の定員一杯でした。

みんなの、やる気が突き刺さるようで、「さぁ、最初の演習をしましょう!」って言ったとき、ハチの巣をつついたように元気な声が聞こえてきました。
「こーじゃない」「あーじゃない」「それだ!」...
もう、これだけ声が出る時点で、提案のプレゼンテーションは完璧じゃないですかね。

プレゼンテーションには、「内容」×「技術」×「熱意」の三つが大切だと思います。
特に「熱意」は「プレゼンは話し手から聞き手への情報のプレゼント」という意味で大切だと思います。

「内容」、「技術」は研修で伝えることができます。
でも「熱意」は、その人の内なるもので、研修では伝えられません。

そんな「熱意」を持っている、今回の福岡のみなさんは、素質十分です。
まだ、明日が一日ありますが、今からめっちゃ楽しみです。

話は変わって・・・

研修が終わって、お客さんと一緒に飲みに行くことになりました。
一人で飲むのは寂しいので、ベリーラッキーです。

まずは近くの居酒屋で三時間程飲みました。
写真は明太卵焼きです。
さすが、明太子があふれています。

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その後で、タクシーで長浜に移動し、元祖長浜屋でラーメン&替え玉を頂きました。

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長浜ラーメンってもっと白濁としていてコッテリと思っていた。

ところが意外なほどサッパリしていて驚きました。
飲んだ後に最高ですね。

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2012年7月22日

「賑わいの場」を創出するのは大切なこと

明日から二日間の研修「提案・企画のための図解手法」のため、福岡に前日移動しました。

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道中での、セントレアは「夏祭り」モードですね。

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セントレアに離着陸する旅行者ではなく、地域の人、セントレアそのものへの観光者も多いと感じます。

家族連れや、カップルはもちろんのこと、浴衣の人たちや、ビール片手に歩いている人など(私じゃないよ)、楽しそうな雰囲気がとても伝わってきます。
金魚すくいなどの出店や、ちんどん屋さん(?)が場を盛り上げていました。
夕方には、盆踊りも行われるそうな...


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やっぱり、人が集まる場所である「賑わいの場」を創出するのは大切で難しいことだと思います。
人々の思い出、ビジネスマンの一時の休息、みんなが楽しいから自分も楽しいという人たち...
幸せとビジネスが両立する場所だと感じました。

これは、人が嬉しいと感じる感情への問い掛けだと思います。
いろいろなアイデアがまだまだ出せそうな気がしてなりません。

なんてことを書きながら、福岡について食事の後に、中州を散歩していたら、魅力的な人、お店、雰囲気。
「賑わいの場」のお手本みたいな街でした。

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2012年7月21日

自分は「心配性」というより 「心配症」

お客さんで一年間、コミュニケーション、見える化、問題発見・解決・・・といったテーマで社員教育をしてきました。
あと2か月となり、最後のテーマに選んだのが「業務フロー」です。

コミュニケーションが円滑になり、ディスカッションもできるようになっているので、「業務フロー」の演習もすんなりこなしてくれて嬉しいです。
次回は一年間の最終回で自社の業務フローをつくります。

一年間という話しで始まった社員研修も次回で無事に終了になりますが、今度は「営業力強化」のテーマで引き続き一年間の研修&コンサル依頼を頂きました。
感謝です。

話しは、まったく変りますが...

自分って「心配性」というより「心配症」なのだと思います。
普通に使われている「心配性」よりも重症な状態です。

何かあるとすぐに「心配」をしています。
「心配事」がないと、自分で「心配事」を探して「心配」している気がします。

自分って「心配」なことがあるとき、本気でその解決にむかって考えているのかなって思う時があります。

「困った、困った」と「心配」はしているのですが、その解決に使うべき頭は「心配毎」に埋め尽くされていて、本気で考える余裕がないのではないかと思う時があります。

それが不思議になかことに、本当に切羽詰まった時は、「火事場のクソ力」がでて、考えることに集中できます。

ならば、切羽詰まるまでは、「心配」しなくてもいいのに、何故か「心配」している。
「心配」していない状態が不安な「心配症」という病気なのでしょうね。

自分って更に「完璧中毒症」でもあります。
こちらも「完璧主義者」というより、自分の思う完璧でない状態に耐えられない病的な感じです。

「心配症」に「完璧中毒症」という、自分を見つめたことで、見つかった自分です。
自分を見つめれば見つめる程、見えてくる「面倒くさい自分」...

こんな自分なら見えない方がよかった...、とは思いません。
自分の弱いところが見えれば、何らかの対策が打てる可能性があるからです。

現に「心配症」、「完璧中毒症」の両方とも、自分で理解したところ、少しずつ鈍感になっている(治りつつある)気がします。

2012年7月20日

『うつ病』は人生に与えられた『熟考』の時間

私は、自分は「うつ病」だったとき、その関連の本をたくさん読みました。
それらの本はいまでも本棚にあります。
ふと、本棚にあった本を整理していて、パラパラめくっていたら、この自分を助けてくれた言葉と再会しました。
「『うつ病』は人生に与えられた『熟考』の時間」という言葉です。

私の経験ですが「うつ病」は、そのなった経緯や、背景がいろいろ異なっています。
「うつ病」の関連本には、治療法やその考え方がいろいろ書いてあるのですが、どうも腹におちる本がピンポイントでは見つからなかったというのが正直なところです。

そこの中には、「うつ病の人」、「うつ病の周囲の人」に対しての常識みたいなことも書いてあります。
ただ、私は、その一般的な常識を守っている間は、一向に回復に向かわなかった経験があります。

例えば、「仕事の復帰はもとの職場にする」ですが、私の場合はこれがよくなかったです。
「うつ病」の原因の一つは、その人の心のメカニズムが関係しています。
私の場合は、治療して、少しよくなって職場復帰しても、心のメカニズムが変っておらず、また同じ環境でまた再発してしまいました。

理由は「病気」は治っても、「心のメカニズム」まで完全に健康に変えられるかというとそれは難しいかったのです。
「心のメカニズム」はその人のもっているパラダイムです。
「心のメカニズム」を変えるということは、その人自身を変えてしまうということに近いのです。
「心のメカニズム」が変えられないのであれば、「環境をかえるしかない」と考えるようになったのです。

このように、私にとって回復をさまたげる常識がいくつかありました。
「~してはいけいない」という制約の常識とは別に、「~するとよい」というアドバイスは役に立ったものがいくつかあります。

その代表格が「『うつ病』は人生に与えられた『熟考』の時間」でした。
うつ病で休職している間、時間はとてもありました。
その間で、本で知識をインプットするだけでなく、自分の考えを「熟考」→「メモ」という形でアウトプットしていました。

すると、自分の思い込みや、勘違いの発見から始まって、自分ってなんだろうって思い、更に病気がよくなってくると「病気がなおったらこんなことがしたい」といたところまでいくことができました。

また、人生を超特急で走り抜けて、つまずいてしまったしまった自分にとって、『熟考』の時間はとても新鮮でした。
「人生に与えられた『熟考』の時間」が、人生を変えました。
「『熟考』の時間」は、あわてず、ゆっくり過ごすのが、よいと思います。
私にとっては、これが「人生の休養」になりました。

これは、あくまでも私の体験です。
でも、自分の体験を発信することは、「うつ病」を体験した人としての役割だと思っています。
だれか一人でも役に立てれれば嬉しいです。

2012年7月19日

「選ばれる理由は何ですか?」

同友会天白地区7月例会が行われました。
今回も、非常に学びの多い例会でした。
発表者の有限会社プロスパープロジェクトの楯さんの話は、いろいろな苦労を、考えぬいて切り抜けてきているだけあって、迫力を感じました。

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私は、楯さんの会社の経営理念がとても好きです。
4年ほど前に楯さんの会社に行った時、その経営理念が貼ってあり、自分もこの理念で経営をしていきたいと思ったほどです。

その理念とは「人に喜ばれて、自分が嬉しい!!」です。
スーッと頭に入ってくるその理念は、斬新で、他社の理念なのですが、私は忘れたたことはありません。

今は自分は自分の経営理念をもって仕事をしていますが、通じるところは同じだと思います。

この理念から戦略に落として、実行するまでの思考の流れが、とても納得性の高いものでした。
その、思考の流れは、基本に忠実なのですが、なかなかやろうと思ってもできない事です。

「選ばれる理由は何ですか?」
楯さんの「選ばれる理由」は、徹底的にターゲットを絞り込んだことにありました。
ターゲットを絞り込むことで専門性が生まれます。

すると、情報が情報を呼ぶようになります。
この、情報の好循環が「そこに大切な情報がある」という「選ばれる理由」をつくります。
やがて、自ら売り込まないでも、お客様の方から依頼を頂けるという状態ができてくるのです。

実は、私の場合も、専門性が高いかは別としてニッチな研修、セミナーをやっています。
そして、それに関する情報を提供しつづけることで情報が集まり、いつのまにか自分で売り込むことをしなくても、お客さんに選んでもらえるようになっています。

今日の話を聴いて、今、自分が試行錯誤しながらしていることは間違いではないと思いました。
但し、信念を持ってやり続けることが大切であると感じています。

例会後の打ち上げは、二次会、三次会と、例会の成功を象徴するかのように盛り上がりました。
そして、またしても午前様になってしまいました・・・。

2012年7月18日

研究会はみんなで良くしていくのがよいですね

松本ソフト開発センターで、Webマーケティングの二回目の講演&研究会を行いました。

テーマはSEO対策とリスティング広告です。
1.5時間の講演で概要を話すのは、ちと範囲が広いテーマでした。
その分、話が散漫になってしまった気がして反省しています。

そのため、伝わったか、やや心配ですが、質問がたくさん出た事が非常に嬉しかったです。

講演の後の懇親会でも、質問がでて、酔っぱらった私はちゃんと答えられていたのか、やや心配です。

...というのは冗談で、懇親会で研究会のあり方が熱く議論されたのが、すばらしいと思いました。

みんな自分のネットビジネスを良くするために一生懸命考えています。
そして、それと同じように会に参加してるみんなのネットビジネスがよくなることを願っています。
せっかく貴重な時間をみんなで共有しているのだから、その成功体験も失敗体験も共有したらどうかという意見が出てきました。

みんなで集まって、研究会を行う場合、メンバー間での情報の共有、メンバーのアウトプットの場はとても重要です。
これによって、積極的な参加意欲、モチベーションのアップにつながります。

どのような方法で実現するかも具体的なイメージが出てきていましたので、非常に楽しみです。

2012年7月17日

余裕がないと正常な判断もできなくなる

自分の中でやってはいけない事の一つに、仕事を「時間がないからできません」と断る事があります。
今日はそれをしてしまいました。

その仕事の前日まで、松本、福岡出張、企業のコンサル、社員研修、名古屋、愛知、三重で研修、セミナーと続き、日が物理的に1日も確保できなかったので、とても準備が出来ないと考えてしまいました。

今日も昼間も、いろいろあってバタバタしているうちにすっかり心に余裕がなくなっていたと思います。

今、この仕事が受けられない事を伝えて、今日、最後の予定の会合に出掛けました。
ただ、なにか引っかかるものを感じていました。
その道中で考えたのですが、準備の時間をとろうと思ったのがいけなくて、準備しなくても応えられることはないか冷静に考えました。

すると活路と思えるものを見つけることができ、その方法を伝えて、受けることにしました
今さらですが、いざというときに冷静になる(心に余裕を持つ)大切さを再認識しました。

心に余裕がないとき、判断の幅が狭くなります。
こういうときこそ、一歩下がって高い位置から俯瞰すること大切だと思います。
すると、本来の目的に立ち返って、「応えるべきもの」が見えてきます。

ただ、それは視点を変えることだけで、準備時間がとれないことは変りません。
ただ、決意した以上、成功に向けて全力で努力をしたいと思います。
そのためににも、移動などの「隙間時間」をいかに活用できるかがポイントになりますね。

2012年7月16日

幸せとは自分で広げていくもの

先日ですが、ある社長さんが言っていたことに、とても共感しました。

以下が社長のお話です。

「幸せとは自分で広げていくもの」だよ。
逆に「幸せは空から降ってくる」と思っている人は、なかなか「幸せ」になれないよ。

子供のうちは「幸せは空から降ってくる」と思っていいけどね。
その「空」とは「親」、もっと広くとらえれば「周囲の大人」のことで、その愛情で育っていくから。

ただ、「幸せは空から降ってくる」と思ったまま大人になった人は不幸だよ。
なぜなら、幸せに近づく方法を根本的に間違っているからね。

自分を幸せにしてくれない周囲に失望したり、絶望したりで負のスパイラルに堕ちていっちゃうんだ・・・

ここまでが、社長のお話です。
これ以降が、私の解釈です。

「幸せとは自分で広げていくもの」の考えの、真逆が「幸せは空から降ってくる」です。
「幸せは空から降ってくる」と思っている限り、いつまでも幸せに辿り着けないのです。

また、自分ひとりでは幸せになれない事を、私も最近ようやく本当の意味で理解が出来ました。
自分一人が幸せになっている状態なんて、永くは続かないのです。
そもそも、それが幸せかどうかもわかりません。

でも、周囲も幸せになった上で、自分が幸せになっている状態は永く続くと思います。
自分の幸せのためにも、周囲に幸せになって欲しいですし、そのための取り組みを自分もしていきたいです。

「幸せ」を自分で広げていき、それが周囲にも広がっていけば、それが自分を幸せにする最短距離のような気がします。
「幸せ」についてよく聞く話ですが、「幸せは与えるモノ」で「与えられるモノではない」という考えが、とても腹におちました。

2012年7月15日

「隙間時間」と「まとまった時間」の連動

一日中、家(事務所)につめていました。
一日中、どこのお客さんにも出掛けないのは久々で、資料作りが、かなりはかどりました。

「忙しい、忙しい」といっても、新規セミナーや新規講座がない時は日々を着実にこなしていけば、無事に乗りきれます。
今年のように新規セミナー、新規講座が月に何個も重なった時に、その資料作りが土日、夜中までかかり、大変なのです。

こんなとき、「隙間時間」が有効に使えるモバイルデバイスの存在はありがたいです。
よく、「隙間時間」の有効活用というと、メールやスケジュール調整、営業日報といったものが例に出されます。

ただ、私にとって一番ありがたいのは、「隙間時間」で閃いたことをアイデアメモすることです。
これらのアイデアメモが「隙間時間」にどんどんためられるので、今日のように一日「まとまった時間」がとれたときに、一気に仕事が進められるのだと思います。

今、自分に課せられている課題は「いかに効率よく創造的な仕事ができるか」だと思います。

「隙間時間」には「隙間時間」の、「まとまった時間」には「まとまった時間」の特徴があります。

「閃き」は突然やって来ます。
それをいかに漏らさず拾うのかが「隙間時間」の意味だと思います。
そして「隙間時間」で拾ったアイデア、キーワード、キャッチコピーを繋ぎあわせてストーリーにするのが「まとまった時間」だと思います。

それぞれの時間に合った仕事を選択し、その時間で確実にこなしていくのが、「効率よく創造的な仕事をする時間の使い方」なのかなって思います。
つまりは「隙間時間」と「まとまった時間」のスムーズな連動が私の目指したい姿です。
ここは、私は不十分なので、もっと上達をしていきたいです。

2012年7月14日

一人でシステム管理をする孤独

システム管理に関してのコンサルをしてきました。
100人位の企業なのですが、だいたいこれぐらいの企業ですと、システム管理者はひとりしかいません。

このひとりのシステム管理者にかかるプレッシャーは大変なものです。

もう少し規模が大きくなりシステム管理が、複数人で対応できるのであれば、まだましです。
その企業にシステムが、わかる人間がひとりしかいなうことが大変なのです。

業務を高度化するために複数のコンピュータがネットワークで統合されている「システム全体の知識」と、単なる「パソコン単体に関する知識」では大きな違いがあります。
そして責任の大きさも、「システム全体をみる」のと、「パソコン単体をみる」のでは、その差は大きいです。
ただ、単にパソコンに詳しいからという理由で、一人でシステム管理を任されている人は多いです。
そして、多くの方がプレッシャーを感じているようなのです。

私は別にシステム技術に秀でているわけではありません。
一通りはある程度わかっても、専門分野があるわけではありません。

それでも、今回の様なシステム管理者からのコンサルの依頼は多いです。

理由はわかります。
経営者の方が最終的に孤独を感じることがあるように、システム管理者の方も一人で対応している場合は孤独を感じることがあるのです。
話しを一緒に聞いてくれる人がいて、一緒に悩んでくれる人がいて、一緒に試してくれる人がいるだけで、心は少し楽になるのですね。

システム管理者の心が少しでも安らいで、前を向いてくれる支援が出来れば嬉しいです。
「人に寄り添うコンサルで、元気を創る」という、自分の考えに正直に経営していきたいと思います。

2012年7月13日

ストーリは「起」→「結」→「承」→「転」で考える

名古屋ソフトウェアセンターの「提案・企画のための図解手法」の二日目が無事に終わりました。

「図解手法」というタイトルですが、その半分はストーリ作りにあてられます。

ストーリは「起」→「結」→「承」→「転」で考えるとよいです。
なぜなら提案や企画といったものは、「起(現状)」と「結(目標)」のギャップを埋めるためのストーリだからです。
そしてギャップを埋める具体的な提案や企画が「承(何を)」「転(どうやる)」になります。

つまり、現状と目標のギャップが見えないと、ギャップをどう埋めてよいかストーリが作れないはずなのです。
「起」→「承」→「転」→「結」の順番で考えていると、ゴールの「結」に辿り着けないことが多々あります。

例えば、私の現状の体重が80kgだとします。
そして健康診断でお医者さんに75kgまで落としなさいと言われたとします。
そんな場合、ギャップは5kgです。
5kg痩せる方法(ストーリ)を考えれば良いのです。
夜の散歩と、アルコールを減らせば大丈夫かな...

一方、奥さんからは、55kgまで落としてと言われたとします。
その場合もギャップは25kgです。
25kg痩せる方法(ストーリ)を考えないといけないです。
こりゃ、脂肪吸引かな...

5kgのギャップを埋める方法と、25kgのギャップを埋める方法が同じストーリである訳ありません。
相手の結(目標)に合わせて、ギャップを明確にし、相手にあわせた提案・企画のストーリが大切ということですね。

2012年7月12日

たくさんの人に会えるのっていいなぁ

名古屋ソフトウェアセンターで「図解手法」の研修の一日目でした。
今回は参加人数が少ないので、みんなとじっくり話ができます。

研修で一番楽しいのは、受講生の方とたくさん話ができた時です。

コンサルという仕事は人との出会いの連続です。
特に、研修、セミナーと行った場では多くの方と出会うことができます。

その中には、そのまま飲み友達になった人も多いです。
最近ではFacebookでの交流が始まったか方も増えてきました。

創業間もないとき、受注がとれずに悩んでいた時にある社長に言われた言葉...
「まず、人に会いなさい...」

この言葉は、仕事が欲しいとか、受注を得たいとか... そういう気持ちで人に会うのではなく、とにかく「人に興味をもって、人を好きになって、人に会いたいという純粋な気持ちで会いなさい...」という意味だと考えました。
人と出会い、相手の事をより深く知ると、共有の価値観が見つかります。
そして、時を重ね、コミュニケーションを重ねることで信頼関係が生まれます。

どれだけたくさんの人と信頼関係を気付けたのかが、人生の豊かさを表していると思います。

そんな訳で、今のコンサルというたくさんの人と出会える仕事は、とても気に入っています。
ただ、人見知りで、人と話すのが苦手なのに「たくさんの人に会いたい」ってやっぱり自分ってよくわからないや。

2012年7月11日

頭の中だけで考えると不安はドンドン大きくなる

ちょっと仕事がたまっており、なんとなく不安になりました。
一度不安になると、ドンドンその不安は大きくなっていきます。

こんな時、頭の中だけで思考することは、ネガティブな私にとってはとっても危険です。
さらに言うと、体が疲れているときは、心も疲れているので思考が究極にネガティブになっていきます。
頭に浮かぶことは、だいたい最悪のシナリオです。

スーパーネガティブの時の私の頭って不便にできていて、これまでの楽しいことはキレイサッパリ忘れてしまい、辛かったこと、上手くいかないことばかり思い出します。

だから、こんな時は「頭の中だけ」で考えてはいけないですね。
じゃ、どこで考えるのか?
「頭と手と目で考える」ようにしています。
回りくどい書き方ですが、要は「紙に書き出す」のですね。

不思議と紙に書き出すと、自分を客観的に見ることができます。
ネガティブのときは、楽しいことが、一瞬頭に浮かんだとしても、すぐ消えてしまいます。
だから、フワッと頭に浮かんだ楽しいことを、すかさず捕えて紙に書くのです。

辛かったこと、上手くいかないことは嫌でも頭に残っています。
だから、楽しいことを捕えて紙に書けば、楽しいことも辛いこともバランスよく頭に残るのです。
その状態で、また自分の状況を紙に書いてみると、自分で思い込んでいたよりも、大して不安に陥る状況じゃないことがわかります。
これは、自分で書き出すから、自分で自分の状況を納得して把握できるのですね。

この「紙に書き出す」という単純な方法で、気持ちが助かったかわかりません。
単純ですが、ありがたい方法を見つけた(腹に落とした)ものです。

2012年7月10日

「引きずりやすい性格」か「引きずりやすい失敗」か

自分は相変わらずネガティブな性格で、些細な失敗を「後悔」し、引きずります。

例えば、今回は「余計なひと言」を言ってしまった失敗を引きずってしまいます。
別に言わなくても言いことを、あえて言ってしまい「失敗した...」と後悔をするのです。

「私は失敗を引きずりやすい性格だ」と、いつも自分で思っています。
ただ、よくよく考えると「引きずりやすい性格」なのではなく、「引きずりやすい失敗」をしているんではないかと思いました。

例えば今回のように「余計なひと言」を言ってしまった場合ですが、これは何回も失敗していることです。

自分の机の前に貼ってある「忘れてはいけない言葉」のひとつに「文句を言う前に一呼吸」と書いてあります。
感情が高ぶっているときなどは、つい「余計なひと言」を言ってしまいます。
これを反省するために、「文句を言う前に一呼吸」と書いたのです。

今回の失敗は「文句」ではありませんが、注意しているにも関わらず、同じ失敗を繰り返す...ということに「後悔」をしているのだと思います。
つまり、私は失敗を「引きずりやすい性格」なのではなく、以前にもしてしまったことを繰り返しているという「引きずりやすい失敗」をしてしまったと気付きました。

たとえ、失敗してもそこから「何か」を学べば、こんなにグダグダと引きずることもないのです。

私が失敗を引きづった気持ちであるのは、同じ失敗を繰り返し、成長していかない自分もどかしいのだと思います。
ただ、これに気付いたことで、今回の失敗も自分の成長に活かしたいですね。

2012年7月 9日

愛知県同友会50周年式典に参加

愛知県中小企業家同友会の50周年式典に昼から参加いたしました。
1000年近い人が参加し、非常に盛大でした。

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良い話がたくさん聞けましたが、特に歴代代表理事のパネルディスカッションは、心に残る言葉がたくさん出てきました。

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パネラーの三人の方の話はどれも取り上げたいのですが、そこの中で、まず取り上げたい話が、現代表理事の加藤さんの話です。

その話は、最後に出てきました。
普段から考えていることなのですが、自分の考えが間違っていないと背中を押してくれる話です。

加藤さんの以下の様な感じで最後話してみえました。

・自分に責任があると思えば、不平不満がなくなる。
・少しの他責の不満は残るが、基本は自責の問題で考えられる。
・覚悟を決めたらやるしかない。
・逃げ場があるからいろいろ迷う。

よく、「自責の問題」と「他責の問題」の話を自分も書いています。
「他責の問題」の間は、自分自身で動くことはできません。
不況が悪い、社会が悪い、政治が悪い、あいつが悪い...って言っている間は変われないのです。

「自責の問題」と捉え、自分では何が出来るのだろうと考えた時、はじめて変化の第一歩を踏み出せる気がします。
自分にはとりあえず「他責の問題」はない気がします。

今、仕事や面談の時間調整に四苦八苦していますが、これも、仕事の調整や取捨選択が下手な「自責の問題」です。
もっと時間調整が上手くなって、もっと、いろんなことに時間が割けるようになりたいです。

話しは変りますが、50周年式典の夕方のパーティではたくさんの人と酒を酌み交わしました。

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もともと人付き合いの苦手な自分は、同友会も最初はそのテンションと言うか、何か馴染めないものがありました。
しかし、自分に様々な「気付き」を与えてくれて、さらには自分には「実践」することもできると感じてからが積極的に参加しています。
結果、今は地区会長をしていますが、この役で学べること、気付けることは、これまでの比ではありません。

そして、酒を酌み交わしながら、自分が心から信頼できる人が、地区内外問わず、何人もできていることに気付きました。
人見知りで、しゃれたことも言えない私にとって、こんなに信頼できる人がたくさんできるとは夢にも思いませんでした。

そして、手作りのアトラクションもよかったです。

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2012年7月 8日

「あー、何かモヤモヤする~」は「宝のつぶやき」

「あー、何かモヤモヤする~」という気持ちがすることは、人だったら必ずある気がします。
「私はモヤモヤなんてしない、常にスッキリしている」という人もいると思います。
でも、私は「ときどき、モヤモヤする~」って人の方が、人間味があって好きです。

私自身がよくモヤモヤしていますからね。

ただ、この「何かモヤモヤする」っていう感情のつぶやきはとても大切だと思います。
それは「モヤモヤ」は「まだ言葉で表現できない問題・課題」だからです。

「何かモヤモヤする~」「何か釈然としないなぁ~」「何か引っ掛かるなぁ~」って思わずつぶやいたことによって、火を噴く前の「問題・課題」の存在に気付けたのですね。
存在に気付けば、火消しに動けるので、大火事になる前に消化できる可能性高いです。
ラッキーですよね。

私はこのようなつぶやきをしたと気付けた時は、すかさずメモをとるようにしていますです。
場所や時間、何でつぶやいたんだろう...というその場での直感などです。
最近はこのメモがクラウドで一元化できるので便利ですね。

このようなつぶやきをきっかけに「なぜなぜ質問」や「タテヨコ質問」、マインドマップを書いたりすると、「問題・課題」がぼんやり見えてきたりします。
「問題・課題」を見つけるきっかけになる「うーん、何かモヤモヤする~」っていうつぶやきは、実は「宝のつぶやき」なのです。

2012年7月 7日

「選ばれる理由」「選んだ意味」を考え、強い「受注する側」を創る

最近のコンサルで、強く感じることが何回かあったので書かせていただきます。
当然、自分の事務所にとっても重要な課題だと考えています。

仕事には「発注する側」と「受注する側」があります。
特にBtoBの場合、「下請け」という言葉がありますが、「発注する側」の方が立場が上だと思って仕事が行われていくことがあるようです。

「発注する側」がそう思ってしまうのならまだしも、「受注をする側」がそう思い込んでいるのです。
「受注する側」が「自分のが立場が下だから仕方がないのです」と思うことは不幸なことです。

「自分のが立場が下」と思っている以上、「受注する側」に発展はないと思います。
ただ単に便利だから、安いから、言うことを聞くから...という理由で声がかかっているにすぎません。

「ただ単に言うことを聞いて便利」という理由ではなく、「選ばれれる理由」があって選ばれる人(企業)である必要があります。

「世の中そんな簡単じゃないよ」って思う前に、真剣に「選ばれる理由」と考えたことがあるのか?、もしくは「選ばれる理由」を創ろうともがいたことがあるのか?...ということを振り返ってみるべきだと思います。

「うちはそんなにすごい商品じゃないから...」って言う方もみえます。
でも、「選ばれる理由」は商品やサービス内容、そして価格だけではありません。
人柄、信頼、売り方、関係構築など...様々な「選ばれる理由」があります。

「発注する側」から「受注する側」が、「下請け」ではなく「パートナー」、更には「なくてはならない人(企業)」になっていく方法を考えたり、実践することが大切だと思います。
口で言うのは簡単ですが、私も実践をしながら、試行錯誤の繰り返しです。

そして「受注する側」にも、「発注する側」を「選んだ意味」があると思います。
なぜその仕事を受注したのか...という意味を考えないと、何でも屋(便利屋)になってしまうと感じます。

「受注する側」が「発注側に選ばれる理由」と「発注側を選んだ意味」を考え、実践につなげることが、強い「受注する側」を創ることにつながると思います。

2012年7月 6日

「その人」を知る積上げが、「その人」を本当の仲間にする

Facebook仲間とBBQをしました。
秘密にする理由は全くないのですが、なぜか「秘密組織」にしようということでメンバーや活動内容は明かせません。
しかし、各メンバーがこうやってネットで状況報告をするので、まったく「秘密」になっていません。
風通しの良い、開かれた「秘密組織」です。

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いつも書いていますが、私がFacebook(SNS)で「いいな!」って思っていることは、以下の3つです。

・昔の友達と繋がれる(再会できる)
・今の仲間と絆を深められる。
・新しい仲間と出会うことができる

今回のメンバーは正しく「今の仲間と絆を深められる。」「新しい仲間と出会うことができる」で得られた仲間たちです。
もともと知り合いだったけどSNSでやり取りをしているうちにとても仲良くなるメンバーと、SNSで始めて知り合いやり取りをしているうちにとても仲良くなるメンバーです。

どちらにも共通することは、「やり取りをしているうちにとても仲良くなる」です。
SNSは日々やり取りすることで、だんだん「その人そのもの」を知ることができます。
「その人そのもの」を知ることが、いろいろな仲間をつくっていきます。

これはリアルな世界でも同じですね。
やっぱり、たくさん出会っていたり、話したりしている人は「その人そのもの」を知ることができ、いろいろな仲間をつくっていきます。
名古屋ソフトウェアセンターや新事業支援センターといった頻繁に会っている仕事仲間や、顧問先で一緒に問題を考える仲間、同友会など様々な集まりの仲間など...

SNSでもリアルでも、「その人そのもの」を知ることの積み上げが本当に信頼できる仲間を増やしていってくれてくれています。

自分は未熟でいろいろな人に教わったり、支えてもらえないと生きていけません。
たくさんの人と出会って、「その人そのもの」を知ることが、自分の人生を豊かにしていっているのが、肌を通じて感じます。

2012年7月 5日

選択に「後悔」はあっても「誤り」はない

経営という意味に近く使っていますが、ビジネスは本当に難しいですね。

仕事でいろんな方の経営(ビジネス)に対して支援をしたり、自分の事務所を経営したりしているとその難しさをいつも感じます。

ビジネスは、常に「選択」の日々です。

私はこの「選択」が得意ではありません。
つねに、いろいろと迷ってしまい、チャンスを逃したりします。

そして迷った挙句に「選択」をして、あとで「後悔」をするなんてことは日常です。
ただ「後悔」はしても、それを「誤り」だとは思わないようにしています。

「誤り」と思うのは、「正解がある」と思うからです。
ビジネスにおける「選択」に「絶対の正解」など存在しないと思います。

ビジネスのプロセスの中で、「ああ遠回りした」って「後悔」することはあっても、後々にそれが活きてくることも多いです。

一番怖いのは、「選択」の結果を恐れて、立ちすくんでしまうことだと思います。
立ちすくんでいる間に、世の中はどんどん流れて変化し、また迷う要素が増えてきます。

それならば、「後悔」しながらもよいので、前に進んでいった方が、いつか自分の求めるモノに辿り着ける気がします。

ビジネスは本当に難しいです。
その「選択」に「絶対の正解」なんかありません。
ならば、やっぱり「選択」し、動き始めることが大切なのでしょうね。

2012年7月 4日

相談は結果ではなくプロセスに寄り添う

この仕事をしていると様々な相談を受ける事があります。
悩みはその人の価値観そのものから形成されるので、理解できる悩みもあれば、理解が難しい悩みもあります。

今日は、あるお客さんから相談を受けたのですが、その結論はどうしてそうなったのか理解するのが難しい相談でした。
しかし、よーく話を聞いてみると納得の背景がありました。

このよーく話を聞いて聞いてみるというのが大切ですね
「よーく話を聞く」っていうのが、プロセスに寄り添っている部分だと思います。

結論ではなく、プロセスに沿って相談にのっていると、結論に至るまでの様々な枝分かれ(出来事や判断)にふれることができます。
そこでの感情の言葉を拾いながら傾聴していると、相手はさまざまな自分(今回は相手)に出会えるようです。

即、解決というわけにはいきませんが、それでも「明日、動いてみます!」って言葉を頂きました。
まずは、相談での自分の役割は果たせたと思います。

こんな時、一番仕事をしていて「やりがい」を感じます。

2012年7月 3日

やっぱり「気付き」というものは大切

8月に同友会北地区で発表をするので、そのPJ会(村上G)に参加し、プレ発表が行いました。
テーマは「顧客の本音を知ることが会社の命運を決める~見えた!自社の将来像~」です。

本番さながらの発表に、時間配分など決めていかなかった私は後半グダグダになりました。
それでも一回プレ発表を行ったことで、不要なスライド、もっと厚く話すべきスライドがわかりました。
一部、発表資料に手を入れた方がよいという「気付き」を得ました。

発表に対するアドバイスはもちろんのことですが、テーブルディスカッションのテーマについての議論はとにかく熱かったです。
テーブルディスカッションのテーマは、そのまま自社に持ち帰って頂く「気付き」になります。

ここを徹底的に議論することは、私もとても大切だと思います。
この熱い議論に恥じないように、発表をしたいと思います。

そのあとの懇親会にも参加させて頂きましたが、一転緩やかな話で、気持ちがほぐれました。
このオンとオフの緩急の差が心地よかったです。
他地区のグループ会、役員会、例会に参加すると、同じ同友会であっても文化や仕組みの違いに驚きます。
同友会に限らず、他組織との文化や仕組みの違いは、良い悪いは関係なく全てが「気付き」です。

いくつかの「気付き」というキーワードが出てきました。
私は、「学ぶ」「教わる」ということは、「気付き」を得ることだと考えています。

人から、いくら「ノウハウ」「テクニック」を教わっても、そこに「気付き」がないと使いこなすことはできません。
「ノウハウ」「テクニック」を積み上げていっても使いこなさなければ意味がないのです。

「人に教わったテクニック」と「人から得た気付き」...
自分で必要性を腹に落として、実践に向えるのはやっぱり「気付き」だと思います。

2012年7月 2日

「業務フローの書き方」研修の最終日

以前、台風で延期になった「業務フローの書き方」研修が行われました。
前の台風に比べれば、真逆のような快晴です。
港近くの企業なので、研修前に少し港を見に行きましたが、もう夏の風景でした。

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研修はやはり連続を意識していたので、カリキュラムを意識しましたが、導入部分で少しもたつきました。

それでも、演習を進めるうちに、みな思い出してきたみたいで、よい最終成果物ができました。

業務フローを書くことは簡単なことではありません。
そして研修前に「業務フロー」という言葉を初めて聞いた人たちが、ちゃんとしたフローを書けるようになっている様子を見るのは嬉しいものです。

やはり、業務をわかっている人には5つを伝えれば十分だとおもいました。

1.業務の開始と終了を決める
2.開始と終了の間を作業に分解する
3.作業を行う人・部署を明確にする
4.人・部署のレーンに作業を配置する。
5.作業を矢印でつなぐ

ここまで出来れば、後はブラッシュアップですね。

2012年7月 1日

「ありのままの自分でいたい」という気持ち

少し、思うところがあったので、書かさせていただきます。
よく「ありのままの自分でいたい」という人がいます。
「ありのままの自分でいたい」というのは、人にとって当たり前の事なのだと思います。

「ありのままの自分」の自分を見つけるために「自分を知る」ことは、よい事だと思います。

自分自身の考えと行動を一致させることが悩みを減らすことだと思うからです。
自分自身の考えと行動を一致させるには、少なくとも「自分の考え」を持つか、知っておく必要がありますよね。

ただ「ありのままの自分」でない現状を嘆いているのはもったいないと思います。
本当はこう思っているのに、口に出せない...。
本当はこうしたいのに、意に反する行動をとってしまった...。
...だから自分はダメなんだ。

全然、ダメじゃないです。
人は社会と関わって生きています。
その社会では人と関わって生きていきます。
一人だけが「ありのままの自分」を主張したら、社会では生きていけません。

人は成長していきます。
その成長の過程で、社会との関わりを築いていきます。
社会との関わりの中で、「秩序」や「制約」といったものを学んでいきます。
独りよがりの「ありのままの自分でいたい」の先には理想郷なんてないと思います。

その一方で、「仲間のありがたみ」や「自分の存在意義」に気付いていくのです。
この気付きの上で「ありのままの自分を見つける」の大賛成です。
自分も、この気付きの上で「ありのままの自分」を見つけて行きたいと思います。