ポイント:検索のキーワード入力、検索結果の絞込みの仕方、AND、OR、NOT、Google、Yahoo!Japan
「検索のキーワード入力のテクニック」とたいそうなタイトルがついているが、検索キーワードをAND、OR、NOTの組み合わせで、検索結果の絞込みの仕方を工夫しようという話である。AND、OR、NOTはコンピュータプログラマにとっては常識といえるかもしれないが、馴染みのない人にとっては少々わかりにくいかもしれない。
後で、GoogleとYahoo!Japanの場合を紹介するが、検索サイトは、AND、OR、NOTを知らなく ても、検索オプションという形で、その機能が使えるサービスを提供している場合が多い。ただ、それぞれの検索サイトによって、若干表現がちがうので、AND、OR、NOTの概念を知っておくことは無駄ではないと思う。
検索サイトのキーワードの入力ボックスに、「高校野球 愛知」と入力した場合、これは実は「高校野球 AND 愛知」を意味する。「高校野球 AND 愛知」とは、「高校野球」と「愛知」の両方のキーワードを含むサイトを表示する。つまりセンバツ大会が行なわれている今だと、「名電」や「東邦」などを紹介したサイトが見つかる。空白(AND)は検索結果が多すぎる場合に、それを少なくする(絞り込む)ときに使う。
では、「高校野球 OR 愛知」入力したらどうだろう。これだと、センバツ大会も見つかるのだが、愛知万博やセントレア(中部国際空港)など今話題の愛知関係の紹介サイトが膨大な数見つかってしまう。ではORはどんなときに使うのだろうか。たとえば、似たような言葉、「情報化」「IT」「システム」などはORで結んで検索すると、例が悪くて膨大になってしまうが、似たようなサイトが同列で表示される。
最後にNOTだが、これは「パソコンNOTデスクトップ」と入力すると、検索結果のパソコンの中で、デスクトップパソコンは除かれ、ノートパソコンが残る。
概念的な説明で申し訳ないが、いろいろ試して、望む検索結果を得て欲しいと思う。
検索オプションをクリックすると、以下の画面が表示される。
「すべてのキーワードを含む」がAND、「いずれかのキーワードを含む」がOR、「キーワードを含めない」がNOTである。
注)イメージはGoogleのサイトから引用させていただきました。
検索オプションをクリックすると、以下の画面が表示される。
「キーワードをすべて含む」がAND、「キーワードのうち少なくとも一つをふくむ」はOR、「キーワードを含めない」がNOTである。
注)イメージはYahoo!Japanのサイトから引用させていただきました。
2005年4月4日 宿澤直正 記
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