経営者の方、企業の研修担当者の方、支援機関の研修・セミナー担当者の方への研修のご提案となります。
御社の状況、研修目的やターゲットなどお伺いし、ご要望に合わせて研修内容や価格の調整することも行っております。気軽にお問い合わせください
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研修の狙いと概要
ソフトウェア見積りとは、プロジェクトにおいて決められた機能を開発するために必要なコストやスケジュールを見積もることといえます。しかし、プロジェクトには見積りを狂わしてしまうさまざまな「不確実要素」がひそんでいます。そして「不確実要素」を減らすカギは人が握っています。
この研修では、ソフトウェア見積りを狂わす「不確実要素」を減らすために、どのようなリスクを想定すればよいか、またソフトウェア見積りの精度を上げていくための見積り手法の紹介、プロジェクトや組織ではどのような取り組みを行えばよいかを一緒に考えます。
到達目標
- プロジェクトの見積りを狂わしてしまう「不確実要素」と、その対策に関する知識が習得できる。
- ソフトウェア開発のどの場面で、どの見積り手法を使えばよいかが理解できる。
- 具体的にメンバーの工数を見積もるための手法を理解できる
- 見積りの精度を上げるために、プロジェクトや組織として取り組むべきことの知識が習得できる。
対象者
所要時間の目安
1日(6.0H)コース。
また、時間はご要望に合わせて細かく調整することが可能です。
カリキュラム
- (1)ソフトウェア見積りの考え方
- 1)「ソフトウェア見積り」とは?
- 2)「見積り誤差」について考える
- 3)よい見積りを行ことで得られる効果
- 4)見積りにおける「落とし穴」
- (2)ソフトウェア見積りの大きな流れ
- 1)ソフトウェア見積りの流れ
- 2)ソフトウェアの大きさ(規模)を算出
- 3)作業にかかる工数を算出
- 4)コストを構成する要素とは
- (3)各見積り技法の特徴
- 1)規模見積りで使われるFP法
- 2)係数モデルによる工数見積り
- 3)WBSによる工数見積り
- (4)メトリクスの選定とデータ収集
- 1)メトリクスとは何か?
- 2)メトリクス選択のポイント
- 3)規模見積り時メトリクスの特徴
- 4)データ収集における留意点
- (5)各工程における見積りの特徴
- 1)各工程における見積りを考える
- 2)要件定義前(構想書)での見積り
- 3)要件定義での見積り
- 4)基本設計での見積り
- 5)詳細設計以降での見積り
- 6)保守作業での見積り
- 7)アジャイル開発における工数見積り
- (6)プロジェクトにおける見積りの留意点
- 1)見積りに影響すると考えられるもの
- 2)発注者と受注者の見積りの観点
- 3)「曖昧さ」を減らすベースラインの重要性
- 4)ソフトウェア見積りへの提言