少し大きめの案件があるので、その提案に向けての「事前打ち合わせ」をZoomでしました。
「事前打ち合わせ」と言っても、窓口担当(友人)との非公式打ち合わせって感じで、すぐに終わりました。

打ち合わせ後は、当然のように雑談タイムになりました。
友人がポロっと「自分を不幸と嘆く人は欲が大きい」…という言葉をつぶやきました。
その言葉を聴いて「そーっか」って共感しました。

自分は自分を「不幸」とは思っていませんが、よくネガティブな状態に陥ります。
ネガティブな状態っていうのは、何かに満足できずにマイナス思考になっていることだと思います。

何かに満足できないということは、実は「自分の欲が大きい」という風にも考えられると思います。
自分は、さほど大きな望みもなく「普通」であればよいと思っています。

しかし「普通」であること自体が、実は大きな「欲」なのだと感じました。
こんな分かりきったことを時々再認識して、ビックリする自分がいます。

ちなみに、自分が未来の自分にむけて書いたマンダートの中心は「死に物狂いで現状維持をするには?」でした。
「普通」を維持するのは「死に物狂い」だとわかっている自分を再認識して、こちらはむしろホッとしました。

そして、何かに満足できない状態から抜け出そうと試みることは、人として当たり前の「欲」だと思います。
ただ、満足できない状態を「自分は不幸」と貶めるのは、悲しい負のスパイラルに陥っているのかもしれませんね。

「自分は不幸」と貶めるより、自分は「欲」が深いから満足できない状態から必死に抜け出してやる!って思った方が、自分を好きになれそうです。
この程度に「欲」が深いことは、当たり前で可愛いものだと自分では思っています。