2日連続でリモート研修の配信でした。
今度は大阪のIT企業で、OJTが始まるので「リーダーのための教える方・伝え方」の研修です。
自分は人に動いてもらうにはためには、「大義と共感」が必要であると考えています。
「大義」つまりは「人が行うべき正しい道義」、「共感」つまりは「他人の考え・主張に、そうだと感ずること」の両方が必要だということです。
「大義」という正しい道義があっても共感されなければ、人は動いてくれません。
「共感」というみんなが「そうだなぁ」と思いつつも、それが正しいと思われなければ、人は動いてくれません。
これは、いろいな場面で感じてきました。
流れに流されるのではなく、自分の将来への「大義」を考え、それが独りよがりではないか「共感」を考ることは大切だと思います。
そして「大義と共感」が、時代の流れとともに変わってきている部分があると感じます。
「不易流行」で、「いつまでも変化しない本質的なもの」を忘れない中にも、「新しく変化を重ねているもの」をも取り入れていくことが大切です。
「いつまでも変化しない本質的なもの」は、自分自身で頭を捻って自分自身の「あり方」を考えているつもりです。
ただ「新しく変化を重ねているもの」は取り入れていきたくても、価値観の多様化、激しい変化で「迷子」によくなっています。
「大義と共感」が必要であると話していますが、簡単なことではないといつも感じます。
少なくとも価値観の多様化、激しい変化に対して、自分の頭を捻って考え続けないといけないですね。
価値観の多様化、激しい変化の中、絶対的な正解などなくなっています。
その一方で「いつまでも変化しない本質的なもの」は、ますます重要性を増しています。
自分以外の価値観を、どれだけ自分の「刺激」「気付き」につなげられ、「本質的なもの」を自分の中に創り上げていけるかが大切だと感じています。
自分の価値観を声高に主張し、自分以外の考えを排除する人を自分は信じることができません。
価値観が多様化する中で、自分の価値観が絶対だと思う人が「教える」のは、難しくなっていますね。