午前中は「中部経済新聞本社」への訪問、午後からは愛工大の「インターネットのビジネス活用」の講義でした。
一日の出来事がとてつもなく速く過ぎていくようなのですが、一方で朝した仕事は夜には遠い昔で忘れているって状態が続いてます。
午前中の「中部経済新聞本社」への訪問は、若手(自分と代表のN氏は老体ですが…)の中小企業診断士の勉強会「施策研究会」での講師依頼のためです。
お話を伺っていると、自分とは別世界の話の連続に刺激を受けました。
こうやって、講師依頼に行き関係性を築けることは、最高の役得だと改めて思いました。
午後からは、愛工大の「インターネットのビジネス活用」の講義も第12講です。
テーマは「DXとは何か?DXが世の中の何を変えるのか?」です。
最近「DXセミナー」の依頼が増えて、「DX」で話すテーマもいろいろなパターンが増え、資料作成に追われています。
「DXとは」「マーケティング」「業務改善」「事業創造」「組織定着」…といった5パターンに分類できそうです。
…とは言っても、現状では多くが「DXとは」といった入門テーマです。
今回も「DXってなんとなく聴いたことがある」といった学生が多かったです。
そのため、学生に話す内容は当然ですが入門テーマになり、関心をもって聴いてくれました。
自分が「DXが世の中の何を変えるのか?」を話すときは、新しい「つながり」に着目してビジネスモデルの話をします。
逆にヒト・モノ・カネで「つながっていない」場面を探すと、これから実現できそうなアイデアも見えてきます。
そして学生に伝えたいことは、DX推進において「小さな成功体験を積みかねる」「失敗を許容する企業風土」が大切ということです。
企業を知らない学生にとって、この話はイメージしにくいかもしれません。
ただ「先生、なんか大切そうなことを叫んでいる」っていうのは分かってくれているようです。
学生が社会人になってしばらくしたら気付いてくれたら、とても嬉しいですね。
お昼は「いなや」の「みそ中華大盛り」です。
だんだんと愛工大講義も終盤になると「しばらく来れなくなる」と「大盛り」にいってしまう回数が増えていきます。