Zoomので「ビジネスカウンセリング」をしていて「キャラを立たせるにはどうすればよいか?」という問い掛けをされました。
一瞬戸惑う感じの問い掛けですが、地味に増えてきている問い掛けです。

相談された方に「なぜ?そんな問い掛けを私に?」逆質問をしてみました。
「それは、SNSでキャラが立っているっぽいから…」と言われました。

SNSで自分をどう表現し、印象付けるか…という問い掛けの意図でしたが、将来的には、メタバースでアバターを使い分けるなんて場面にも出てきそうな問い掛けです。
「そんなこと気にせずに…」って言いそうになりましたが、何か意見を言ってみようと思いました。

Google先生によると「キャラを立たせる」とは、「自らの個性を際立たせ、1つの独立したキャラクターとして他者に認識させることである。 キャラクターの確立、印象の強化でもある。この表現は、虚構世界の登場人物としてのキャラクター、現実世界における対人関係のための性格としてのキャラクターのいずれにも使用される」とありました。

なるほど…、そういう意味では、SNSで「キャラを立たせる」にはどうしたらよいのか…という相談も分かる気がします。

「キャラを立たせる」のに、自分とは全く違うキャラを演じることのできる人もいるようです。
まさしく「虚構世界の登場人物」という位置づけだと思います。

ただ「自分とは全く違うキャラを演じる」ことを続けることは、自分には到底無理な話です。
もし、自分がSNSなどで「キャラを立たせる」ことができているとしたら、それは自分自身を振り返って、その特徴っぽいと思われることを強調しているからかもしれません。

…なので、Google先生の「キャラクターの確立、印象の強化」がシックリきます。
たしかに「全く違うキャラを演じる」のは無理でも、「自分の特徴を強調する」ことは意識してやっています。

「自分の特徴を強調する」ためのヒントは、常に友人・仲間の言葉にヒントがあると感じます(自分では気づけない)。
あくまでも、それが「自分が『そうだ!』」と思ったときにしか、「自分の特徴を強調する」ことはしませんが…

「仏像に似ている」に「そうだ!」と思えば、それを「強調」します。
「酒トラブル乱発」に「そうだ!」と思えば、それを「強調」します。
「ガジェット買過ぎ」に「そうだ!」と思えば、それを「強調」します。

「自分らしい」ので、SNSへの投稿は、楽しいし、ストレス発散にもなっています。

SNSの中の自分は、現実の自分以上に「自分らしい」と感じるときがあります。
そういう意味ではSNSの自分は「キャラが立っている」のかもしれません。