自分には時々「神」だか「仏」だかわからないけど、「何かの力」が降りてくる時があります。
いろいろな人に話をきいていると、多くの人に「何かの力」が降りてくる瞬間があるようですね。

一昨日の金曜日にあるセミナーの企画依頼を頂きました。
自分も想定してた「IT活用の費用対効果」の内容ですが、やはり具体的に落とし込むと難しいところを感じました。

今回のように関心のあるテーマの妄想は恐ろしいスピードで広がっていくのですが、それに実現性があるかどうかは未知数です。
ただ、今回の内容に関しては、「何かの力」によって短時間で具体的なイメージが矛盾なく組み上がりました。

自分の過去の研修・セミナーコンテンツから該当部分を思い出し、その概要をテキストエディタで入力し、伝える順番を精査しました。
途中ハッとポイント(気づきポイント)も数カ所入れられて、納得とともにストーリが完結しました。

夢中で行ったその作業時間は、わずか30分でした。
ゼロからの研修・セミナー企画を組み上げるのは、かなり産みの苦しみとなることが多く、数日から数週間かかることもあります。
それが、今回はわずが30分で自分としては結構満足のいく企画のストーリが組み上がりました。

今回は降りてきた「何かの力」に頼れたのはラッキーでした。
しかし、そんな「何かの力」がいつも降りてくるわけではないです。

それに、時間をかければよいものができるとは限らないです。
時間をかけすぎると、考えすぎで思考が複雑化して、余計に陳腐な企画に陥ってしまうことはよくあります。

もしかしたら「何かの力」とは、自分の中の「集中力」かもしれないと思いました。
「集中力」を高められている時は、発想力・収束力・表現力の企画に必要な3つの力が高まるのだと思います。

ちょっとお祝い事があって、昼間から少々の酒が入りましたが、それは「何かの力」ではないと思います。