若手診断士の勉強会「施策研究会」の5月例会でN氏とコラボセミナーをするので資料を作っていました。
若い診断士の老害にならない程度に自分のノウハウを伝えたい…って気持ちは結構強いです。

セミナーの自分のパートは「中小企業診断士に必要なITトレンド」なのですが、テーマが広すぎます。
何を話せばよいのか…って頭を捻り始めると、このテーマは幅が拡がりすぎて収拾がつかないです。

少なくとも「DX分類」「Web3概論」は相談がメチャ増えているので、是非伝えたいです。
そんな中で伝えたいのが「ChatGPT」への質問テクニックです。

診断士としてクライアントの戦略を練る機会は多いですが、その際の情報収集・整理・分析はとても大切です。
「ChatGPT」は適切な質問を投げれば、かなり有益な質問が返ってきます(曖昧な質問では全く役に立ちません…)。

今回、伝えてみようと思うのは質問を「戦略フレームワーク」にのせて行う方法です。かなり萌えます。
その際に、例えば「ビジネスモデルキャンバスの視点で…」と問うと、9つの視点に当てはめて回答を返してくれます。

他にも、業種やそのターゲットや店舗の立地状況、客単価などのの質問の背景を詳細に示し、「バランススコアカードの4つの視点で…」と出力形式を指定すると、それなりの回答が返ってきます。

あとは、この回答を実態に合わせて自分のノウハウでさらに分析・深掘りを繰り返せば、よい基礎資料になります。
ある意味、豊富なアイデアの種をもらいながら戦略立案のスタートラインに立てることになります。

内部資源や外部環境の前提条件と、必要となるアプトプット形式は専門知識が必要になります。
さらに出てきた回答を実用レベルに落とし込むのは中小企業診断士としての力量が問われるところだと感じます。

「ChatGPT」だけではなく、「施策研究会」でみんなに伝えたいことが多すぎです。
今回もN氏とのコラボセミナーになるので、「ボクの時間が足りません」ってLINEでN氏に泣きつきましたが、「想定の範囲内です」ってサラリと返信が返ってきました。

最近はN氏とのコラボセミナーの度に「時間をボクに回してください」って懇願ばかりしており、しかも想定の範囲内で見透かされて悔しいです。
その後にN氏から追加のLINEが届きました。「だって、私は占い師」だって。最強じゃん。