午前は大府商工会議所のIT支援、午後から名古屋市新事業支援センターでのマネージャー業務でした。
久々の鶴舞中央図書館の夜間相談をさせていただき、とても楽しかったです。
それに先立って、伴走支援の勉強会が行われました。
そこで、いつも自分が最も留意していることが出てきて、とても共感しました。
それは「相談時は自分を無にする」ということです。
カウンセリングの訓練では当たり前に行われることですが、コンサルティングの場面では「仮説」が重視されることも多いです。
「仮説」を持ってコンサルティングにのぞまないと、相談者に有益な情報が渡せないことがあるからです。
1時間程度の短い時間では悩ましいですが、やはり「相談時は自分を無にする」が大切だと思います。
「仮説」が、先入観や固定観念を呼び起こし、相談者の目指したい姿とは異なる助言をしてしまう可能性があるからです。
自分もついつい「仮説」からの自分が「この方がよい」という方向への助言になってしまうことがあります。
相談者は「素晴らしい一般論」を望んでいるわけではなく、「自分のための言葉」を求めています。
相談者が「自分事にならない」場合は、やっぱり助言の仕方に問題、課題があると感じます。
相談の時間は「支援者の発表会の時間」ではなく「相談者が何かを納得する時間」です。
納得してもらい初めて相談者は動くことができます。
説得は時に相談者に押し付けたり、追い詰めてしまうことがあることを忘れないようにしたいです。
短い時間の勉強会でしたが、自分が大切にしていることを思い出してもらえる時間になりました。
鶴舞中央図書館の夜間相談の後、マネージャ懇親会に2時間遅れで参加しました。
みなさん出来上がっている中への参加になりましたが、初めての懇親会は楽しかったです。