こういうことを書いていると、不幸を呼び込んでしまいますが、なかなかに「バタバタしているなぁ」って日が続いています。
日曜日も「おうちワーケーション」体制をとる予定でしたが、風呂も酒もなしで真面目にひたすら仕事をしていました。
そして「バタバタしているなぁ」って思ってたところ、本当に不幸を呼び込んでしまいました。
ある研修企画を「Xmind(マインドマップソフト)」で、アイデア発想をしながら作成していました。
「おおお、今日はバタバタしているけど、アイデア発想は素晴らしい!妄想力が爆発だ!」といい感じでした。
ドンドンいい感じで、言いたいことが妄想、連想で拡がっていくので、「バタバタによって覚醒したか!」って思っていました。
最近のマインドマップソフトは「Whimsical」のように、ブランチにキーワードを書きこむとどんどんAIがアイデアを発想してくれるマインドマップサービスもあります。
しかし、このアイデア発想&妄想力だけは「AIに負けるか!」って気持ちで、自分を信じてAIは使っていません。
「わははは」とアイデアを入力していたたら、目の前の画面が「青い白抜きの文字」になりました。
いわゆる「ブルースクリーン」とかいうOSが完全に落ちる地獄への招待状です。
一瞬、何が起きたかわからず意味もなく「バタバタ~」って叫んでいました。討ち死にです。
「Xmind」はフリーソフトで特に自動保存機能はありません。しかも絶好調の時ほど途中の保存を忘れて夢中になります。
再起動でOSは普通に立ち上がってきましたが、約1時間半の自分の妄想、連想からの宝物は露と消えてしまいました。
「Whimsical」のようにAIでアイデアを発想するサポートは不要ですが、やっぱりクライアントに影響されないクラウドサービスの方がいいなぁ…と思いました。
しかし「ただ転んでたまるものか…!」とアイデア発想の第二回戦の開始です。
…すると、一回目の物理的な記録は消滅しましたが、頭の中に残り火がありました。
その残り火を再点火しつつ新しいアイデアを加えて、前より明らかに深く広いアイデア発想が出来て、結果オーライです。
今の不透明な世の中では、何度も何度も企画アイデアをスクラップアンドビルドをする必要性を感じています。
ここの手間を省くと想定の範囲が甘く浅くなり、実際のビジネスには通用しない企画になることがよくあります。
今回は、狙ったスクラップアンドビルドではないですが、結果として企画の品質を上げるスクラップアンドビルドになりました。
「失敗は諦めなければ失敗ではない」とよく言われますが、本当にその通りだと思います。
失敗やリスクが顕在化した時、それをどう次に活かして乗り越えていくが大切ですね。時間との勝負になりますが…。