名古屋市新事業支援センターでのマネージャ業務で、今日より相談枠を最大5枠から、最大6枠に増やしてもらいました。
その分1件の相談時間は短くなりますが、たくさんの相談にのることができます。

今年から名古屋商工会議所も週半日が週一日増えて、相談の枠が増えました。
各商工会の専門派遣や、愛知県下商工会議所のSV(スーパーバイザ)も含めると結構な相談件数になります。

こんなに公的機関の相談の件数を増やしたいのには理由があります。
人の役に立ちたいとか社会貢献したいという気持ちはもちろんありますが、それ以上に本音をぶっちゃけちゃうと「自分のため」です。

それは「相談スキルを高める」「セミナーコンテンツの充実」「世の中の動向調査」「たくさんの人と出会う」などいろいろと形はあります。
ただ、それらが自分のキャッシュポイントである「セミナー・研修」の仕事につながっていきます。

謝金だけで言ったら公的機関の相談は、「セミナー・研修」に比べれば高くはありません。
昔ですが、費用対効果を短期的にみてしまい「セミナー・研修」の仕事ばかりを選んでいた時期がありました。

ただ、その結果、自分でも如実にわかるほど「セミナー・研修」の内容が薄っぺらいモノになっていきました。
自分自身の「体験」が減ってしまったからです。

Googleの検索品質評価ガイドラインで定義されてるウェブサイトの評価基準にE-A-T(「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」)があります。

それに「Experience(経験)」が加わりE-E-A-Tと言われるようになりました。
つまり、「セミナー・研修」のコンテンツの品質を高めるには、自分自身の「Experience(経験)」が必須になっていると考えられます。

その「Experience(経験)」を、たくさん自分で得ることができる公的機関の相談はとても大切な仕事です。
下世話な話ですが、「自分のため」に公的機関の相談件数を増やす取り組みをしています。

そんな自分勝手な下世話な取り組みなので、せめて相談にみえた方には、満足してもらえる「体験」を提供したいと思います。
相談にみえた方が喜んで帰られる姿を見ると、自分勝手な下世話な取組なのに申し訳ないと思いつつ、「役立てて嬉しい」という気持ちになれます。