名古屋市新事業支援センターでのマネージャー業務、その後は診断士の「施策研究会」でした。
相談で多かったのは、原点に返るHPへの集客手段ですが、このテーマも実際は変化しています。
SEOの基本的な部分もありますが、メインは「コンテンツ品質」と「アクセス解析」です。
「コンテンツ品質」に関しては、ChatGPTなどの活用もよいですが、大切なことは「経験」を入れることです。
「E-E-A-T」と考え方があり、これは良質なウェブサイトを評価する基準をGoogleが独自に定めたものです。
もともとは、「E-A-T」で、「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の頭文字です。
しかし、生成AIの台頭により、最初に「Experience(経験)」が追加され、「E-E-A-T」となりました。
Googleは何度も「E-E-A-T」はSEOとは関係ないと言っています。
それが事実だと思いますが「E-E-A-T」の考え方で、よいコンテンツを目指すことが読み手によい印象を与えるのは確かです。
誰でも書ける一般論のコンテンツはすでに世に溢れています。
その人の「経験」を入れることで、命を吹き込み、その人しか書けないコンテンツになります。
テーマが分散する「日記ブログ」はビジネス的には向いていないと言われていましたが、少しトレンドが変わってきたようです。
「アクセス解析」に関しては、Googleサーチコンソール、Googleアナリティクス4、ヒートマップツールを入れて準備します。
それぞれ「検索キーワードの状態」「サイト全体の行動を知る」「個々のページの行動を知る」ことができます。
SNSのインサイトの結果も含めて、感覚的ではない、根拠にもとづいた改善を行なっていく必要があると思います。
そのための便利なツールが揃ってきており、嬉しいです。
診断士の「施策研究会」は今回も楽しくて勉強になりました。
「商店街支援」がテーマでしたが、「経験」をふんだんに取り入れ、声、ゼスチャー、内容で聴き手を巻き込み、「元気」にする会員の講師さんが素晴らしかったです。