ちょっといつもとは違う形ですが、ビジネスカウンセリングで「頭の中の見える化」がテーマです。
人は前に進む際に、視界が「見えない」と不安に襲われて「悩み」が大きくなってしまいます。

「見えない」ことでおきる「悩み」いろいろあります。
一つは不安を雪だるま式に大きくしてしまうことで疑心暗鬼に悩むというものです。

一つは自分の見える範囲での判断に自信がもてず悩むというものです。
一つは考えたことを忘れてまた考え堂々巡りで悩むというものです。

不安を払拭して前に進ためには「見えない」状態から抜け出すために「頭の中の見える化」が有効です。
「見える化」のために手を動かし自分を客観視すると、前に進む方向性がボンヤリと見えてきます。

今回は見える化の道具に「マンダラ」を使いました。
大谷選手で一躍有名になった「マンダラ」ですが、ポイントは「中心に置くテーマ」と「第1レベルの8項目」だと考えています。

「中心に置くテーマ」は、今考えるべき課題への「問い掛け」です。
これを相談者の腹落ちで導き出すことが自分の役割です。

この課題を設定の「問い掛け」の文言が微妙にズレていると、その後のアイデア発想で違和感となってきます。
次が「第1レベルの8項目」で、これは課題解決に向けた「視点」です。

なるべく多面的に「視点」を出して、発想を「点」ではなく「面」にするのが自分の役割です。
そして「マンダラ」を可能な限り埋めた後、その過程で頻出した言葉を選び、つなげてストーリにしていきます。

最後のストーリ化が「マンダラ」の仕上げで、これも自分の大切な役割です。
「マンダラ」をやりっぱなしせす、最後のストーリ化で相談者は動きやすくなります。