今年度の楽しみの一つである名古屋市の「デジタル人財育成事業」のDXワークを考えていました。
自分の担当テーマは「DXのトレンドと活用ツール」で現場支援での動向を伝えるのも役割です。
そこでどんなワークがよいか頭を捻っていましたが、45分自分が話し、45分はワークというタイムスケジュールも考慮が必要です。
自分が話すテーマは極限まで絞り込み45分でいけそうです。
課題はワークですが、100点を目指さないワークにしたいです。
名市大の先生方とリレー形式でつながっていくのですが、自分の登壇は早い段階です。
それであれば、自分もDX推進の支援初期に行っている「どうなったら幸せか」を柵なく考える演習がよさそうです。
デジタルを使うことは「魔法の杖」のようなもので、なんでもできてしまいそうな気がします。
実際にはそうではないことをDX推進の過程で納得するのですが、最初から諦める必要もありません。
柵なく無責任に「デジタル化による幸せ」を考えてよいと思います。
つまりはアイデア発想で「捨てるつもりで出す」「結論を出さない」「わがままに考える」が鉄則です。
それを講座の初期段階で考えておくには意味があります。
「アイデア発想」と「実現手段収束」は別の思考を使います。
これを同時にしようとすると「発想」も「収束」も中途半端になるので、まずは「発想」に注力してもらいます。
人はイメージできたものしか実現ができないと言われています。
DX推進の課題の一つが、「実現」という制約に縛られて自由な「発想」が出来ないことだと感じています。
自分のパートでは様々なDXの実現事例やツールを通じて、自社のDXを「夢」見てもらおうと思いました。
「夢」は馬鹿になりません。そこに期限さえ決めれば「目標」に変わるからです。