名古屋商工会議所でのIT専門相談でした。珍しく生成AIに関わる相談が一件もなかったです。
その代わりネット集客、動画作成、Zoom、メタバース、ビジネスモデルなどの多種多様な相談テーマでした。

Zoomの相談を受けていて、そう言えば最近Zoomそのものの相談って減ったなぁって思いました。
コロナ禍の頃は一日中リモート関連の相談が続いていた時もありました。ホストのやり方や必要機材などの相談です。

ただ最近は、オンライン講座の品質の上げ方やカメラの分かりやすい見せ方(切り替え)などです。
本当に必要としている人たちが、一歩進んだZoom(リモート)のやり方を相談している感じです。

また、メタバースの相談もありました。メタバースはブームが去ったという人もいるようですが実は相談は増えています。
身体の不自由な人の交流や遠く離れた商談など本当に必要としている人たちからの相談です。

ITはトレンド(傾向)の変化が激しいです。
リモートやメタバースのように一気に時代の寵児なったかと思うと、速攻でトレンドから外れたように見られてしまう場合があります。

いわゆる「過大な期待期」から「幻滅期」へのトレンド移行です。
しかし、いわゆる「幻滅期」という言葉でブームが去ったかに思えるITこそ本当に必要としている人たちが向いあっています。

ブームに単にのっかるのは愚の骨頂で、みんなやっているもので飛びぬけるには決意と覚悟が必要です。
ブームに惑わされずに、ITを追求した人から本当に必要とされるビジネスモデルが生まれると感じます。

「生成AI」も同じで、きっと「幻滅期」がくると思っています。
…なので、本当の意味で必要とされる活用を地に足をつけて考え、検証し、実践していく必要があると感じます。