名古屋商工会議所でのIT相談で、個性的な人たち(?)の相談対応をしました。
そんな中「あの人はポジティブだから物事がうまくいくんだ」という言葉に対して考える機会がありました。
その言葉は表面上的には一理あるのかもしれないと感じます。
相談者の中に「自分はポジティブで何も考えていないからうまくいく」と話された方がみえました。
しかし、その人は実は試行錯誤の連続で事態をよい方向にもっていっている人です。
この人のように、ポジティブに見える人こそリスク回避をいろいろと考えているのではないかと感じます。
ポジティブな人は、リスク回避を考えながらも、それを表に出さない心の強さを持っていると感じます。
いろいろと考えているからこそポジティブでいられるのでしょうね。心から尊敬します。
自分なんかは「ぼんやりとした不安」で、いつもネガティブに陥っていっています。
事実を向き合うのが怖くて、ぼんやりとした状態のまま放置するのは心の弱さだと自覚しています。
もっと考えて「ぼんやり」の正体を明らかにすればネガティブから抜け出れると感じます。
昔に友人から教わった「悲観は気分、楽観は意志」という言葉を思い出しました。
相談の中で、ポジティブにリスクと向き合う人達とたくさんの話す機会を得ました。
そして、たくさんの人の仕事に対する姿勢や考え方にふれ、相談を受けながら刺激を頂きました。