午前中は長久手市商工会の専門家派遣、午後からは春日井商工会議所でIT個別相談会でした。
最近疲れているのか、歳をとったのか、そもそもボケたのか分かりませんが、時々「??」ってことがあります。
相談者、仕事仲間、友人話していて「あれ?そうだっけ?」って思う場面です。
その相手と一緒にその出来事に遭遇しているはずなのに、何か話が食い違っているのです。
単純に歳をとって記憶力が落ちてきた、疲れてボーっとしている…と片付けることもできます。
ただ、そうもいってられない時があります。
特に仕事に関して同じ「事実」を、それぞれが別の内容の出来事として「記憶」していることも多々あります。
仕事が絡むと話が食い違っていること「ややこしいこと」や「トラブル」になります。
先日、読んでいた本に、人が記憶するのは「事実」ではなく「印象」である…と書いてありました。
つまり、「事実」はその人の持つ価値観のフィルターを通った「印象」として記憶されてわけです。
その意味では、だれも正確な「事実」を記憶していないと言えると思います。
「事実」を記録するはずの「議事録」や「相談記録」ですら、人の価値観のフィルターを通った記録であると言えます。
こうなると、だれかと一緒に遭遇た出来事であっても、その人と何か食い違っていても当たり前になってきます。
大切なことは「記憶が何か食い違っていても当たり前」であることを知ることだと思います。
そうすれば、記憶が食い違っていても、相手の記憶を尊重することもできます。
自分の「記憶」って、結構あてにならないものかもしれないですね。年々それがひどくなってきており凹みます