午前中は名市大の「デジタル人材育成事業」のカリキュラム打合せ、午後からは愛工大の第13講でした。
重ねてきた「デジタル人材育成事業」の打ち合せも今回が最後で8月の本番を迎えます。

初めて大学の先生に交じってのリレー形式研修に最初は少々緊張しました。
ただ、初めての体験だけにいろいろな気付きが多く勉強になっています。気付きをさらに尖らしていきたいです。

愛工大の第13講は「ChatGPTなど生成AIのビジネスに与える影響」がテーマです。
振り返ると「ChatGPT」に関して初めてまとめて話したのが昨年の愛工大の第13講でした。

それまでは「DX推進セミナー」のおまけ的な位置づけでの「ChatGPT」の話でした。
昨年の7月に初めて1時間半の内容で「ChatGPT」を伝えて、今のセミナーの原型になってます。

昨年のこの講義から1年で約50回の「ChatGPT」セミナーをしました。
単独テーマではこれまでにない開催回数です。それが毎回微妙に変わっていくのでついていくのやっとです。

昨年の愛工大の講義での演習が「自分たちの生活場面を想定しChatGPTの役立つプロンプトを出してください」でした。
昨年の今頃は「ChatGPTって何?」の状態で、増してや「役立つプロンプト?」って感じでした。

ところが1年たって同じ演習を出したところ、プロンプトがビックリするほど洗練されていました。
意図や制約条件が明確で、ChatGPTの立場も明確で、段階的に掘り下げていました。

たった一年で全体的にこれほど底上げされたテーマは、おそらく「リモート対応」ぐらいです。
「リモート対応」の底上げはパンデミックが原因ですが、今回の「生成AI」の底上げは自主的なモノなので驚きました。

「生成AI」は単に楽をするためのモノではなく、ヒトも一緒に進化していくためのモノと考えています。
1年でプロンプトの底上げが嬉しくなってきました。自由が丘キャンパスもオープンキャンパスの準備中でした。