台風が強くなる前にと日曜日の朝7時に選挙に行ってきました。
今回の選挙はマスコミの影響もあって劇場型選挙だと思います。
つい「自分の外部環境を選択し責任を持つ」という選挙の本質を見失いそうになったことが何度かありました。
ところで、自分は人に動いてもらうには「大義と共感」必要だと学んだことがあります。
人に動いてもらうには「大義」つまりは「人がふみ行うべき正しい道義」と「共感」つまりは「他人の考え・主張に、そうだと感ずること」の両方が必要だということです。
「大義」という正しい道義があっても共感されなければ、人は動いてくれません。
「共感」というみんながそうだなぁと思いつつも、それが正しいと思われなければ、人は動いてくれません。
これは、事務所経営、チーム運営、組織のメンバー育成などいろいな場面で感じてきました。
実はこの「大義と共感」という考え方は小池百合子氏が何かの雑誌で言っていたことです。
ちょうど、東京都議選が終わった頃で小池氏が飛ぶ鳥を落とす勢いの頃です。
その時に出会った言葉は、いつまでも自分の中でも大切な言葉のひとつになっていると思います。
今回の選挙では「大義と共感」がどのように動いたのかを考えていました。
これほど目まぐるしく情勢が変わるのも珍しいと思います。
ただ、流れに流されるのではなく、自分の将来に責任を持つ「大義」を考え、それが独りよがりではないか「共感」を考えた選挙でした。
未来なんて読み切れず、わからないことだらけです。
でも、その意思決定に一票を投じることができるのであれば、後で後悔しないためにも選挙に行き、自分の権利を行使することは必要ですね。
選挙に行かずに(自分の意志を考えずに)世の中が悪いと嘆くだけなのは、大きな間違いだと思います。