名古屋市新事業支援センターでのマネージャ業務でした。
相談を受けていて、類は友を呼ぶ…というか自分ととても似た思考の人たちが相談にみえます。
自分もよく悩んでいることで、自分では「何ともならないこと」についフォーカスをしてしまう…があります。
「辛い…」という言葉を掘り下げていくと、これに行き着くことはよくあります。
世の中には、自分で「なんとかできること」と「何ともならないこと」があります。
割合からいったら、ほとんどが「何ともならないこと」です。
圧倒的に、自分では「何ともならないこと」の方が多く、それらに翻弄されていると自分の無力感が増していきます。
「何ともならないこと」とわかっているのに「何とかしよう」と足掻いてしまいます。
それを続けていると心が疲れてきてきます。
結果、だれか「他人のせい」や「世の中のせい」にしてしまうと負の感情のスパイラルに陥ってしまいます。
分かっているなら「何ともならないこと」を嘆くより、「何とかできること」を探した方が健康的ですね。
中には剛腕で「何ともならないこと」を「何とかしてしまう」人もいます。
そういう人を「スゴイ」とは思いますが、なかなか真似できるものではなりません。
自分も「世の中は理不尽だ…」と思ってモヤモヤすることがよくあります。
ただ、自分では「何ともならないこと」は無視して、「何とかできること」を懸命にしていると心も健やかになるようです。
すると、ものごとが好転する場合があると感じます。